2018年7月5日に読売テレビで放送された「朝生ワイド す・またん」で好調の阪神タイガースの陽川尚将について元阪神の川藤幸三が褒め称えています。読売テレビのアナウンサー森たけしと虎谷温子と尾山憲一(以下アナ)と共に語っております。
【7/4までの陽川の打撃成績】
打率354 本塁打3 打点23
川藤 わしが嬉しいのはね、この男の顔が、ようやく阪神顔が出て来たなと。
森 あー。
アナ 第103代4番に座りました陽川さんですけどね。
川藤 タイガースの4番と言うたら、まあ、みんなも知っている通り、掛布のジャガイモ顔があったやろ?
森 フフ(笑) 田淵さんはまあまあ男前みたいな。
川藤 まあ、阪神の4番と言うたら、どっちかと言えば、今風の顔じゃない。
森 まあ、確かにね。
虎谷 え?顔つきとか表情じゃなくて、本当の顔の作りの話なんですね。
川藤 それを言うとるんやで。
虎谷 あっ、そうなんですか。
森 もともとです。
アナ どこが良くなりましたか?
川藤 あのね、落ち着きが出てきたことと1軍の打席というものに慣れが出てきた。
森 そうなんです。この人は2軍ではパカパカ打つのに何で1軍では打てないんだろうと言われていてねぇ。
アナ そう。鳴尾浜のゴジラを呼ばれていてねぇ。
川藤 それはカウント1ストライク、2ストライクで勝負球になるやん。この3つのストライクを生かせるようになったんや。
森 おぉぉ。
川藤 今まで1ストライク目でボール球を振ってしまう。そうすると次にまたボールを投げてくる。
森 うん。
川藤 もう打ちたい打ちたいで追い掛けてしまう。
森 追い込まれても対応できるようになってきたと。
川藤 今までは簡単に追い込めて最後もボールでも振ってくるやろうなとピッチャーは攻めてきた。簡単に追い込まれずに待てるようになった。
森 なるほど。大きいですね。
アナ さあ、陽川さんは第103代の4番ですがご覧のようにね。
【阪神の歴代4番打者】
代 | 選手名 | 初4番 | 試合数 |
初 | 松本謙治郎 | 1936年 | 55 |
3 | 藤村富美男 | 1936年 | 1069 |
43 | 田淵幸一 | 1970年 | 812 |
52 | 掛布雅之 | 1977年 | 800 |
57 | ? | ? | ? |
89 | 金本知憲 | 2003年 | 921 |
103 | 陽川尚将 | 2018年 | 3 |
アナ あれ?何か57代のところが空白ですけど。この方です!
川藤 やめろっちゅーねん!
【57代4番が下記のように表示される】
川藤幸三 1980年 1試合
森 えぇぇ!? 川藤さん4番に入ったことあるんですか。
アナ そうなんですよ。
川藤 この番組は一体、何の番組や!
アナ 1980年10月5日のヤクルト戦のダブルヘッダーの第2戦。
森 この時の監督さんは誰ですか?
川藤 知らん。
森 知らんて(笑)
川藤 だって、こんなもん1試合なんてどうでもええ話やないかい。
アナ 成績の詳細はちょっと分からないのですがすいません。
川藤 ただ、わしが言いたいのは陽川がこれからロサリオがどうなろうと、福留や糸井がどうなろうと、関係なく、それぐらい陽川をどんどん追い込んでいったらいい。
森 まあ、巨人も岡本さんを使っていますからねぇ。
川藤 これからの選手やないか。
以上です。
川藤は今度こそ生え抜き4番が出て来たと喜んでいる感じがあります。陽川の好調が続くのか阪神ファンは注目です。