2018年7月11日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で4勝目をあげた中日ドラゴンズの小笠原慎之介について横浜で監督をしていた大矢明彦、元中日の谷沢健一、元横浜の野村弘樹がタレントの稲村亜美と共に語っています。
【この日の小笠原の投球内容】
6回1/3、101球、被安打3、奪三振7、四死球5、失点1
今季4勝6敗 防御率4.23 (7/11の試合終了時点)
【小笠原のヒーローインタビューの一部】
小笠原 とにかくしっかり腕を振ってゲームを作れるようにやっていきました。7回を投げきりたかったですけど、序盤から野手の方の守備に助けられて何とか1失点に抑えられていたので、本当に野手の皆さんに感謝したいと思います。
野村 本人も言っていたように腕がよく振れていた、振っていったって話していましたよね。
稲村 はい。
野村 2週間ぐらい前に小笠原投手の話題をした時には130キロ中盤から140キロ出ないぐらいだったんですけど、今日は145キロ前後出ているんですよ。
この日から約1ヵ月前に野村弘樹が言及していました
稲村 はい。
野村 もともとこれぐらいのストレートを投げられるピッチャーだと思うんでね。これが本来の彼の姿だと思いますし、ホームラン1本はチェンジアップを打たれたんですけども、このチェンジアップも効いていたんでね。谷沢さん、これぐらいは投げられるピッチャーですよね。
谷沢 ストレートがどうしても走らなくてね。私もナゴヤドームに行って中継する度にちょっと不満を感じていたんですけど、チェンジアップに頼りすぎるんですよ。
野村 なるほど。
谷沢 だから、真っ直ぐがいかない。又吉もそうなんですよ。又吉もスライダーとかシンカー系に頼りすぎてね。今日なんかはストレートが走り出した。小笠原、又吉の2人がそれに気が付いてきた。やっとね。
野村 うーん。
谷沢 これからは勝てますよ。
野村 はい。大矢さん、キャッチャーから見てこの小笠原をどう見ますか?
大矢 小笠原の場合はストレートですね。ストレートの力が他の人にはない力強さがあるんで。それで、腕が振れれば余計にチェンジアップがタイミングが外れるんでバッターには効くじゃないですか。
野村 はい。
大矢 だから、それを忘れずに投げてもらいたいね。
稲村 これからはまた楽しみですね。
野村 そうですね。
以上です。
変化球に頼りすぎのようです。やっぱり基本は真っ直ぐの質が大事なんですよね。甲子園優勝投手ですからポテンシャルはあるはずです。