2018年7月27日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で先発しノーヒットノーランを達成した読売ジャイアンツの山口俊のピッチングなどを元南海阪神の江本孟紀、元横浜の高木豊、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
【この日の山口の投球内容】
9回103球、被安打0、奪三振5、四死球1、失点0
アナ 巨人の山口投手、史上79人目のノーヒットノーラン。振り返っていきましょう。
大久保 江本さん、ピッチャーって投げていたら完全試合から意識が始まると思うんですけど。
江本 うん。
大久保 だけど、これはどのぐらいからいけそうだと思うんですか?
江本 いやぁ、多分だけど、俺は高校時代にしかやったことないけどね、みんな7回を過ぎないと緊張しないんじゃないかな。
大久保 はい。
江本 それまではそんなはずはないだろうと思って投げていると思うんでね。
大久保 岡本の3ランホームランがなかったら、2点差でランナーを出してポコーンといかれるのはよくある話じゃないですか。
江本 そうそう。
大久保 そういうのもありますよね。
江本 うん。だから、点数を取ってくれることによって、ちょっと余裕が出るじゃないですか。
大久保 はい。
江本 まあ、1人が出て同点だったら勝敗を考えるからね。ピッチングよりも勝敗を考える。
大久保 なるほど。しかも、6連敗中でしたもんね。
江本 そこでプレッシャーがきてやられることは多いんだけど、あの岡本の3ランが大きかったね。
大久保 そうですね。豊さんはDeNA時代に山口と一緒にやってますよね。ヘッドコーチですよね。
高木 はい。
大久保 どういう選手なんですか?
高木 やっぱり、優しい選手だし、ちょっと気弱な部分もあるんですけど。
大久保 うん。
高木 失敗が重なると内に籠るということもあるんですねけどね。まあ、今日なんかは抑えの経験が生きていましたよね。
大久保 うーん。
高木 でも、この勝利はノーヒットノーランも含めてそうなんですけど、色んな人を救ったと思うんですよ。
大久保 確かに。
高木 例えば小林がマスクをかぶれてなかった。
大久保 うん。
高木 かぶった途端にノーヒットノーランができた。やっぱり小林の評価もしてあげないといけないと思うんですよね。
大久保 そうですよね。
高木 だから、そういう意味ではスゴくいいピッチングでしたよね。
以上です。
2017年は事件を起こした山口俊が大記録を達成しました。今年はかなり活躍して欠かせない存在になっています。