2023年5月3日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.広島カープ戦で来日初登板で初勝利を飾った横浜DeNAベイスターズのバウアーのピッチングについて元オリックスの坂口智隆、元中日の谷沢健一、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントのタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

バウアーのヒーローインタビューの一部

バウアー アリガトウ。ヨコハマシカ勝たん!

 

 

バウアーを語る

この日のバウアーの投球内容

7回98球 被安打7 奪三振9 四球1 失点1
今季1勝0敗 防御率1.29(5/3の試合終了時点)
2020 サイ・ヤング賞の実力発揮!

 

稲村 ヒーローインタビューで日本語をしっかり覚えてくれたんですね(笑)

 

真中 「横浜しか勝たん!」って言ってましたからね(笑)

 

稲村 はい(笑) バウアー投手は初登板を勝利で飾りました。谷沢さん、今日のピッチングはいかがでしたか?

 

谷沢 負けん気が強いね。デビッドソンに序盤ホームランを打たれて、次の打席は打たれたボールで勝負してたもんね。

 

真中 ストレートでね。

 

谷沢 うん。それとナックルカーブがよく落ちますよね。

 

真中 はい。

 

谷沢 そして7回のピンチでは松山が代打で出てきて、粘られたんだけど、最後にチェンジアップで打ち取るあたり、コントロールとかを見るとサイ・ヤング賞を獲ってるだけはのピッチャーだよね。

 

真中 そうですか。

 

谷沢 投球のリズムも早いし、ストライク率も高いし、ブランクを感じさせなかったね。

 

真中 なるほど。坂口さんは今日のバウアーをどう見ましたか?

 

坂口 腕の振りがとにかく強いなと。

 

真中 はい。

 

坂口 真っ直ぐも落ち球も同じようにコンパクトな腕の振りで来るんで、バッターは振ってしまうなあという感じですよね。

 

真中 うんうん。球種も多彩ですよね。

 

坂口 ですよね。

 

真中 チェンジアップであったり、カットボールあったり、ナックルカーブであったり、どんなボールでもカウントが取れて勝負が出来るピッチャーに見えましたね。さすがサイ・ヤング賞。

 

稲村 実績がありますからね。三浦監督は試合後に「打者の反応を見ながら、1球1球考えてゲームメイクしてくれた。ピッチングがうまい。変化球が素晴らしかった」とコメントしています。

 

真中 やはりそんな感じの印象を受けますよね。

 

 

稲村 ナイスピッチングでした。谷沢さん、続いてのポイントをお願いします。

 

谷沢 やはりバウアーをリードした伊藤光ですよね。

 

真中 はい。

 

谷沢 まず最初の1回表、2番の西川龍馬に対しての6球目かな。投げる前に9回首を振るんです。

 

真中 9回ってあんまり見たことないですよね(笑)

 

谷沢 だからバウアーが何をチョイスしたいのか。伊藤光は迷ったと思うんだけど、次々にサインを出しまくって選んだのが外からのカットボールなんですよ。

 

真中 はい。

 

谷沢 これでバウアーの中で持ってる球種が、伊藤光に見えてきたんじゃないかなと思いますね。

 

真中 今日の様子を見てたらバウアーの担当は伊藤光になるんじゃないかなと見てたんですけども。でも谷沢さん、あれだけ首振られたらキャッチャーも委縮したりとか、サインを出しにくくなったりしないんですかね?

 

谷沢 いや、全然委縮なんかしてなかったね(笑)

 

真中 そうですか(笑) 坂口さん、伊藤光はちょっと大変そうでしたけど、どうでしたか?(笑)

 

坂口 キャッチャーの気持ちになったら、ちょっとツラいです。

 

真中 ツラいよね(笑) しかも相手はサイ・ヤング賞投手だから、なんか自分の配球に不安になってくるよね。

 

坂口 何出したか覚えてんのかなって思いますよ。

 

真中 それだけ自分の投げたいボールをしっかりと投げるという意思の強さが見えましたね。まあ伊藤はよくバウアーを引っ張りましたね。

 

 

以上です。

7回を100球以内なのがさすがって感じです。

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