2018年8月8日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で先発し7敗目を喫してしまい、調子が全く上がらないオリックスバファローズの金子千尋について元南海阪神の江本孟紀、中日で監督をしていた谷繁元信、元横浜の野村弘樹が稲村亜美と共に語っています。
【この日の金子の投球内容】
6回112球、被安打8、奪三振6、四死球2、失点5
今季4勝7敗 防御率3.87 (8/8の試合終了時点)
野村 オリックスの金子ですよね。
谷繁 ですよね。今日で4勝7敗ですか。
野村 そうですよね。
谷繁 まあ、チームもかなり借金を抱えましたしね。まあ、今日見ていると、やっぱり、その数字通りかなというようなピッチングなんですよね。
野村 うん。
谷繁 だから、昔の金子ってストライクゾーンの中でもコーナーに投げられるピッチャーだったんですけども、今はただ単にストライクゾーンに投げているのが現状の金子なんです。
野村 なるほど。
谷繁 ストライクゾーンの中には投げられているんですよ。
野村 はい。
谷繁 投げられているけど、ストライクゾーンの中で甘いんですよ。
野村 なるほどね。要は一番の原因としてはコントロールの精度が悪いと見ますか。
谷繁 はい。
野村 江本さんはこの金子をどう見ますか?
江本 ん~。俺が野球選手を引退する頃は年俸が1800万円でしたから、もうほとんど野球をやる気がなかったんですよね。そんな風に金子の顔が何となくね。
野村 はい。
江本 もうちょっと楽しいというか、「いやぁ、ピッチャーはおもろいで」みたいな表情がないと、ひっとしたら、俺と一緒でもうそろそろ飽きたという。
谷繁 ハハハ(笑)
江本 もうピッチャーを飽きたのかなという雰囲気に見えるから。
野村 マウンド上での姿でイキイキさがない。
江本 そう。もうちょっと、これだけのピッチャーなんだからね。
野村 はい。
江本 「俺が西武を抑えてやるぞ」みたいなね。
稲村 はい。
江本 もうちょっと、闘争本能が顔に出てほしいよね。
谷繁 そうですね。
野村 今日、巨人の先発だった吉川は顔に闘争本能が出てましたもんね。
江本 そうそう。もうボクサーと一緒だから。あっ、今は協会が揉めてるし、ボクシングの話はあんまり良くないか(笑)
一同 ハハハ(笑)
以上です。
金子の調子が上がらないですね。ただ、金子の表情とかはいつもあんな感じでクールですよね。