2018年8月8日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.阪神タイガース戦で先発の読売ジャイアンツ吉川光夫が勝利し、ようやく先発6枚が揃った感じが出てきたチーム状況について元南海阪神の江本孟紀と、中日で監督をしていた谷繁元信、元横浜の野村弘樹が稲村亜美と共に語っています。

 

【巨人の先発ローテーション6枚(8/8の時点)】

左右投手勝敗防御率
右ピッチャー菅野智之9勝7敗2.81
右ピッチャー山口俊8勝6敗3.53
左ピッチャーメルセデス3勝0敗0.62
左ピッチャー内海哲也4勝3敗2.87
左ピッチャー今村信貴3勝2敗3.16
左ピッチャー吉川光夫5勝3敗4.14

 

 

野村 吉川がローテーションに入って、先日(8/5)は今村も完封したということで、先発のローテーションですよね。先発陣が右ピッチャーでは菅野と山口俊。左ピッチャーはメルセデス、内海、今村、吉川と6枚が揃いましたよね。

 

江本 そうなんです。だから、後ろがいないんで。まあ、いないことはないんだけど(笑)

 

野村 フフ(笑)

 

江本 後ろはいるけど心許ないので、本来の先発として完投してやるぞというピッチャーの姿を見せてもらいたですけど。

 

野村 うん。

 

江本 できますから。

 

野村 そうですよね。谷繁さん、このローテーションを見てみると左ピッチャーが4枚じゃないですか。

 

谷繁 はい。

 

野村 やっぱり、左ピッチャーが有利不利も含めて、相手側からすると、右左でこれだけ左ピッチャーが揃ってくると、現代の野球で何か影響があると思いますか?

 

谷繁 いやぁ、昔から左ピッチャーが打ちにくいとか言われていますけど。

 

野村 うん。

 

谷繁 多分、左ピッチャーに対しての練習の量が違うんです。

 

野村 うん。

 

谷繁 だから、左ピッチャーを打つ習慣があまりないっていうことで、以前はけっこう有効だったんですけど、今はそんなに関係ないとは思うんですよねぇ。

 

野村 なるほど。

 

谷繁 まあ、右バッターよりも左バッターの方が質のいいバッターが多いっていうのはあると思います。

 

野村 全体的にですよね。

 

谷繁 はい。

 

野村 あとは右左によってスタメンも変わる可能性がある。

 

谷繁 レギュラーが決まっていないチームは右左で変えるチームがありますからね。

 

野村 そのへんで影響がでるかもしれないということですかね。

 

谷繁 はい。

 

野村 ただ、ジャイアンツはローテーションの6枚が決まったというのは大きいですよね。

 

 

以上です。

後半はピッチャーの右左での違いの話になっていますけど、巨人のローテーションが完全に決まりましたね。

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