2018年8月19日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のテキサスレンジャーズ戦で代打で登場し試合を決める13号3ランを打ったアナハイムエンゼルスの大谷翔平。その規格外のバッティングを元ロッテの黒木知宏がフリーアナウンサーの上田まりえと共に解説しています。

 

【大谷の試合後のコメント】

大谷 芯の近くなのでいってほしいなと思いました。チャンスだったので、積極的にいきたいなと思っていました。代打なので、相手と噛み合うかどうかも難しいですし、今日はたまたま噛み合ってくれて僕の方にいい結果が出てくれたので、それを明日にしっかりと繋げたいなと思っています。

 

 

アナ 大谷選手、見事な代打でのホームランでした。黒木さん、凄いホームランでしたねぇ。

 

黒木 まあ、凄いというか、やっぱり大谷選手のホームランはカッコいいですね。

 

アナ 試合開始が雨でおよそ2時間半遅れて午後9時半からのスタートだったんですよね。

 

黒木 うん。

 

アナ それで、大谷選手が打席に立ったのが午前0時直前だったというとこです。では、大谷選手の打席を振り返っていきましょう。

 

【大谷の打席を見ながら解説】

黒木 2ボール1ストライクというバッティングカウントになりまして、ストレート一本狙いという感じの打ち方に僕には見えたんですよね。

 

アナ うーん。

 

黒木 その体勢を見ますと凄い打ち方ですよね。ファイターズ時代からしっかりと左足に体重を乗せて打つような打ち方はやっているんですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 これは高めのストレートなんで、普通に打つとファールとか、空振りとか、引っ掛けてとかがあるんで、大谷選手はそこをテクニックを含めてカチ上げるような、フライを打つような打ち方でしっかりと左足に体重を乗せて打ちましたね。まあ、見事なホームランでしたよね。

 

アナ 自分のバッティングをしっかりとやったということですよね。

 

黒木 はい。とにかく、練習の時からフライを打つとか、バランスを崩したりとか、右肩を残した状態で振り抜いたりとか、色んなことを考えてやっているんですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 ですから、その中の一つの打ち方として大谷選手は高めの球をセンターのバックスクリーンに打つという、技ありでパワーのバッティングという感じですよね。

 

アナ どんなボールでも、どんな体勢でも、打ててしまうもんなんですね。

 

黒木 もう彼の能力を持ってすれば打てると思いますね。

 

アナ 最近は打率を落としていますが、そのあたりはどう考えられますか?

 

黒木 結果として率は残ってないんですよね。ただ、今日もそうなんですけど、センターから左方向へ打球が行きますと、打ち方もいいですし、ボールが上がりますよね。

 

アナ はい。

 

黒木 上がるとフェンスオーバーになったり、長打になりますので、実はいい感じで打てているんですよね。ですから、僕はそんなに心配はしていないですね。

 

この日の試合動画です

5分40秒あたりが大谷のホームランになります

 

 

以上です。

また規格外のホームランを打ちました。

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