2018年8月20日に関西テレビで放送された「報道ランナー」で開幕してから約4ヶ月、未だに絶好調期間なしの阪神タイガースのロサリオについて田尾安志が関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。
1軍復帰後の成績 (8/20時点)
23試合 打率.286 本塁打4 打点18
VTRで球場にいる阪神ファンから田尾に対して以下のように質問がありました
『田尾さん、ロサリオどうですか?私も田尾さんが言われるように期待していたんです。まだ残り何十試合とありますから、頑張ってほしいんですけど、田尾さんの意見を聞かせてください』
そのVTRを見た田尾が苦笑いしながら話が始まります
田尾 日曜日(8/19)にちょうど神宮でフリーバッティングをずっと見てましてね。
アナ はい。
田尾 あのフリーバッティング見てたら凄いですよ。
アナ 飛ばしますか。
田尾 それでゲームになったら全く違うスイングをするんですよ。
アナ 田尾さんが3月に仰っていました「26年間の解説者人生でナンバーワンの外国人選手」だと。
田尾 キャンプの時の内容を見たら、これは本当に思いました。
アナ 今もその考えは変わらない?
田尾 現状を見ていると、タイガースのユニフォームの期待にちょっと押し潰されている気がする。
アナ あー。
田尾 気がちょっと弱かったなと。
アナ 優しい方なんですねぇ。
田尾 でも、素材はあると思います。
アナ そうですか。
田尾 はい。だから、これを1年で見切ってしまうのはちょっと危ないぞという。もし、他球団が取った時に来年活躍する可能性があるというね(笑)
アナ モーリーさんも開幕から気にされていましたが。(※モーリーとは国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンでこの番組のレギュラーコメンテーター。再三、このコーナーでロサリオについて取り上げていたのでとうとう覚えてしまっている)
モーリー エンジンが掛かるキッカケというのを自分の中で見つけてほしいですよね。
アナ そうですよね。評価自体は相変わらず解説者の皆さんの間では高いわけですよね。
田尾 あのね、土曜日(8/18)の試合の4打席目のアウトでしたけど、センターフライを打った形は良かったんですよ。それでベンチに帰ってきた時に平田コーチがナイスバッティングみたいなことを言っていた。
アナ はい。
田尾 平田コーチがやったように、一つフォローをしてあげることで彼は伸びてくると思う。
アナ あー。
田尾 そういうことを首脳陣にやってもらいたいですね。これからも続けてもらいたい。
アナ いい感じだよと言ってあげていたんですね。
田尾 あまり気が強くないので。
アナ そうか~。
武田 外国の指導法と日本の指導法って違いますよね。どうしても、日本は『teaching』なんですよ。外国は『coaching』なんですよ。(※武田とは元オリンピックシンクロナイズドスイミング代表で銅メダリストの武田美保でこの番組のレギュラーコメンテーター)
田尾 そうですよね。
アナ なるほど。
田尾 いいことを仰りますね。やっぱり、その人がどうやったらいいパフォーマンスが出来るかというのに協力してあげるという形ですよね。
アナ 来年も含めて見た方がいいんじゃないかという。
田尾 そう。コーチ主導じゃなくて、やっぱり選手主導で。
田尾のロサリオ評 4月版
田尾のロサリオ評 7月版
以上です。
田尾は自分の見る目がなかったと頑なに言わないようです。