2018年4月21日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs日ハム戦でサイクルヒットを打ったソフトバンクの柳田悠岐について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の斉藤明雄がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
【この日の柳田の打撃内容】
第1打席目 ホームラン(打点1)
第2打席目 センター前ヒット
第3打席目 センター2塁打(打点1)
第4打席目 センター前ヒット(打点1)
第5打席目 センター3塁打(打点1)
今季通算打率.339(4/21の試合終了時点)
アナ 「奇跡なので怖い」とヒーローインタビューで話した柳田ですが、大矢さん、サイクルヒットです。我々もドキドキしながら見ていました。
大矢 そうですね。まさかですね。最後のスリーベースは出ないと思っていましたけどね。
アナ ホームランからスタートですもんね。
大矢 はい。今日は(日ハム先発の)有原の方がボール、ボールという入り方が2回続きました。そんなので自分の方でも打つ球を選択できたと思いますけども。
アナ はい。
大矢 それが打ってもミスが出なかったですよね。
アナ 明雄さん、隙なしでノッてきた柳田。
斉藤 はい。だから、ピッチャーからしたら柳田に対して投げる球がない。それで、足も速いということで(最後の3塁打は)外野の間を抜けちゃうと無理を承知で2塁を回っていったかなと。3塁への送球が逸れてツキもあったのかな。
アナ それで、試合前には2割8分1厘だった打率が3割3分9厘まで一気に上がっているんですけど(笑)
大矢 そうですね。5打数5安打なんてのはシーズンに1回あるかないかぐらいだと思うんですけど、今日の5本のヒットは絞り球といい、打ち方といい、それから打球の飛ぶ方向といい、無理をせずしっかり打てていますんで本人が1番手応えを感じているでしょうね。
アナ これソフトバンクが凄いのは村松コーチと、それからもう1人が藤本コーチが現役時代にサイクルヒットをやっている。それで藤本コーチが言っているのは「上手く打とうとせずにフルスイングできていた」という賞賛の言葉あったんですが、やっぱりテクニック的にもシーズンに入ってほぼ1ヵ月でノッてきたって感じですね。
大矢 そうですね。正直、ソフトバンク打線は全体的にそんなに良いとは思わないんですけども、柳田がこうやってしっかりと復活してくれると、やっぱり内川だとかデスパイネとかこの辺に良い影響が出てきますよね。
アナ そうですね。明雄さん、昨日は昨日、今日は今日という気持ちを切り替える。これができる人ですよね。
斉藤 そうなんですよね。柳田も失敗することもあると思うんですけど、それを次に残さない。良いことでも今日が終わったら、明日は新しいスタートだという気持ちで打席に立てるからこのようなヒットが出ていると思いますよ。
アナ そうですよね。
以上です。
柳田のサイクルヒットが達成しました。また歴史に名を刻みましたね。リーグ最強レベルの打者ですからサイクルヒットぐらいはいつかやりますよね。