2018年8月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.阪神タイガース戦の8回表に5点差でリリーフ登板し6失点の大炎上ピッチングをしてしまった読売ジャイアンツの澤村拓一について元横浜の高木豊、元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉がフリーアナウンサーの師岡正雄、山田幸美と共に語っています。
【この日の澤村の投球内容】
左安、三飛、左本、三振、右安、四球、四球、中安
0回2/3、24球、被安打4、奪三振1、四球2、失点6
最初はアナウンサーと江本の2人で語ります
アナ この試合、坂本が復帰2戦目で打って、4番岡本も打って、1軍復帰のゲレーロも打って、打つべき人が打った試合でした。
江本 打線はもう心配なくなりましたね。特にクリンナップを含めてね。
アナ そうですね。やっぱり8回の投手交代で澤村ですよね。
江本 ここはもうね、どんだけこういうケースがあるかと考えたらね、ここは点差があったとしても、1点差ゲームぐらいのつもりで投手交代をバンバンやらなきゃダメですよね。
アナ うーん。
江本 まあ、次に出すようなピッチャーも信頼できるかどうかと言えばできませんけど、やっぱり食い止めるという流れがあるからね。
アナ ただ、ここは澤村で自分のピッチングが戻らないというね。
江本 何で続投をさせるのかちょっと分かりませんけども。
アナ はい。
江本 まあ、分からないこともないです。今までもやられている時はずっとそうしているからね。
アナ はい。
江本 だから、もうちょっと緻密に投手交代をやらなきゃいけないところですよね。
アナ ジャイアンツとしては大勝ムードから一転しての大逆転負けですからね。
江本 そうなんですよ。あと1つ勝てば借金もなくなったのにね。まあ、家にはいっぱい貯金はあるだろうけど、グラウンドにはないんだよ。
ここから岩本、高木、江本の3人で語ります
アナ 巨人としては痛すぎる敗戦になりましたよねぇ。
岩本 そうですね。8回表で5点差と大量リードがあったわけですからね。
アナ はい。
岩本 どの監督も継投とは『永遠のテーマ』だというぐらい采配の中ですごく難しいんですね。豊さん、そのあたりについてどんな意見を持たれていますか?
高木 澤村の今年の傾向として、打たれ出したら止まらないという傾向があるんで、江本さんが言われるように、早めに代えた方が良かったかなっていう。
岩本 あー。
高木 ただ、後ろで誰を使うかですよね。
岩本 うんうん。確かにこうなった以上はもう後続のピッチャーも物凄くイヤなスパイラルに入っていかないといけませんので、難しさもあるんですよねぇ。
江本 これはもうね、監督の勘しかないよね。
岩本 勘ですか。はい。
江本 後ろが不安、そして澤村も不安だったとしても、このままいったらやられそうだとかね。だから、そこらへんで思い切りよく動いた方がいいですよ。
高木 そうですね。やっぱり勘は大事ですよね。
江本 そのへんの勘がイマイチで逆の目に出ていますよね。
高木 ガンちゃんだったらどうしたの?
岩本 まず一発喝を入れたいんですけど、やっぱり後手に回ると苦しいので、先手を打つかもしれませんね。
高木 代えるということね。
岩本 はい。スパッといくかもしれません。
以上です。
早く代えるべきでしたけど後ろのピッチャーが弱すぎますね。