2018年9月2日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で勝利し首位に4ゲーム差まで詰め寄ってきた福岡ソフトバンクホークスの強さについて元日ハムの岩本勉、元阪神ダイエーの池田親興、元横浜の平松政次が語っています。

 

岩本 ここまで強いとそのままチカさんにお伺いします。ホークスのこの強さを存分に視聴者の方に伝えて頂けませんか。

 

平松 ハハ(笑)

 

岩本 この強さは何故ですか?

 

池田 まあ、今年初めてこういう形で喋りますけど、やっぱり今はピッチャーと打線が非常に良くなったのと、ローテーションの6枚がキッチリと作れている。

 

岩本 はい。

 

池田 新しいピッチャーが入ってきている。大竹、ミランダ、東浜、そして松本ですね。だから、4人新しいピッチャーが入った。その上に武田翔太、石川、中田という先発ができるピッチャーが中継ぎにいくことによって先発が少しおかしいなと思ったら、そのへんを突っ込めるわけですよ。

 

岩本 ロングリリーフですね。

 

池田 はい。だから、ロングリリーフもできるし、いいところでも投げさせられますから、中継ぎの方が休みながら使っていけるんですよね。

 

岩本 はい。

 

池田 あと、今日のスタメンを見て頂ければ分かるんですけど、1番に牧原が入って打率が3割4分9厘で全然落ちないですよね。

 

岩本 はい。

 

池田 それで今宮の調子が上がっている。そしてグラシアルという新しい選手が入って、そして柳田はずっと打線を引っ張って、ここに来て打率がまだ上がっているという状況なので、それで出塁率が4割2分を超えていっていますので。

 

岩本 は~。

 

池田 ここに内川とデスパイネがいないのことを皆さんはご存知ですか、という話で。

 

岩本 フフフ(笑)

 

池田 帰って来たらどうなるんだと。こうなると僕には答えが分かりません。

 

岩本 フフ(笑)

 

池田 もう恐ろしい打線になります。ついこの間まではどうしんたでしょうかってぐらい苦しかったんですけど。

 

 

岩本 そうですよね。これちょっとした野球ゲームだとどの選手にも横にニコちゃんマークがワーッとあるような状況ですよね。

 

池田 それぐらい強いです。だから、相手チームはイヤだと思うでしょうし、先発陣が確立されて中継ぎもちゃんと回っているんで、後ろへの負担も減ってきますし、打線がいいから得点力もあるんで、全てが上手く回っているという状況というのは牧原とグラシアルがしっかりと働いて繋がりを持ったということと、今宮の打率が上がってきたということに繋がっていますね。まだまだ言いたいことはたくさんあるんですけど、短く言うとこんなところでしょうか。

 

平松 ハハ(笑)

 

 

ここから柳田の話題

 

【この日の柳田の打撃内容】

1打席目ショートフライ

2打席目 センター前ヒット

3打席目 四球

4打席目 センター前ヒット (打点1)

5打席目 レフト前ヒット

打率.356でリーグトップ (9/2の試合終了時点)

 

 

岩本 言いたいことがたくさんある中で柳田なんですけど、打率がすごいです。

 

池田 うん。

 

岩本 打者って好不調がある中でずっと3割5分辺りをアベレージとして保っているんですよね。高い数字で。

 

池田 どうしても見逃しがちなんですけど、今日なんか第3打席にフォアボールがありますよね。

 

岩本 はい。

 

池田 彼は振っていますけど、スイングしながら球を選んで、2ストライクから最近はどんどんバッティングが変わってきているんですよ。そして、フォアボールが非常に多いんで出塁率が高くなるという。

 

岩本 はい。

 

池田 彼が良くなった一番の原因はヒットやホームランが注目されがちですけど、しっかりボールが見れることでしょうね。

 

岩本 チカさん、ホークスがライオンズを食ってしまう可能性はどれぐらいあると思いますか?

 

池田 いや、厳しいと思いますよ。単純に考えても勝率からいっても厳しいと思いますが、ゲーム差だけを考えて戦いたいですよね。

 

岩本 なるほど。

 

 

以上です。

池田が凄い勢いで喋り続けていました。

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