2023年7月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初の1試合2発のホームランを放った中日ドラゴンズの石川昂弥の打撃について元巨人の斎藤雅樹、元ヤクルト広島の苫篠賢治、中日で監督をしていた谷繁元信がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
石川のヒーローインタビューの一部
石川 2本打つことができて、チームが勝てて本当に良かったと思います。1週間の始めの試合をいい勝ち方ができたので今週は全勝できるように頑張りたいと思います。
石川を語る
1打席目 レフトホームラン(打点1)
2打席目 ライト前ヒット
3打席目 左中間ホームラン(打点1)
4打席目 フォアボール
シーズン打率.248(7/11の試合終了時点)
速球を打ち返す!
アナ 中日がヤクルトの終盤の反撃から逃げ切りました。石川選手は自身初の1試合2本塁打でした。
谷繁 今日で8試合連続ヒットです。これ個人的に思うのが、和田塾の成果が出てきた。ただね、1週間から10日くらいミニキャンプを試合に出ずにやってたんですよ。
斎藤 へぇー。
谷繁 そこを経て、スタメンに戻ってきて、少しずつ結果か出るようになってきてる。そして今日、ストレートをあんなに打ち返すなんてあんまり見たことがないんですよ。どちらかと言うと半速球しか打ててなかった。
斎藤 そうですよね。
谷繁 これだとまた攻め方が変わってくると思うんですよ。苫篠さん、どうですか?
苫篠 もともと石川くんはスイングスピードがそんなに速く見えないバッターじゃないですか。
谷繁 そうですね。
苫篠 それでいてヘッドの重みを上手く利用してホームランを打つバッターですよね。だから半速球が強いのかなと思ってたんですけど、速球を打てるようになってますよね。
谷繁 今日のバッティングはスゴくいいと思うんですよ。
苫篠 これは感覚として掴んでほしいんですよね。
谷繁 掴んでほしい。こうやって真っ直ぐを打ち返すと、半速球も来るわけだから、もっと打てるようになる。自分で考えてボールを見定めていって打ち返せばドンドン上がっていく。
以上です。
本格化の予感。