2018年9月9日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でセントルイスカージナルスのマイルズ・マイコラスがインタビューを受けています。
【今季のマイコラスの成績】
14勝4敗 防御率3.06
9月9日時点
―日本語で自己紹介をお願いします
マイコラス もっと日本語を覚えたら良かったんだけど・・・。やあ、マイコラスです。読売ジャイアンツのファンのみんな、日本時代はたくさんの応援をありがとう。そして、メジャーリーグに戻っても僕を応援してくれて感謝しています。(※全部英語で答えています)
―14勝でチームの大黒柱 飛躍のカギについて
マイコラス それは何より自分らしいピッチングを心掛けているからさ。特に日本で磨きをかけたカーブが効果的なんだ。日本に行く前はコントロールが定まらず、ワンバウンドになっていたけど、今シーズンは正確にコントロールしてストライクが取れるようになったんだよ。
【カーブのストライク率】
2014年 22.22% (日本移籍前)
2018年 31.94%
―カーブを生かす投球術について
マイコラス カーブはスピードを変えているんだ。同じカーブでも緩急をつけることで投球の幅が広がったよ。
―カーブにここまでこだわる理由は
マイ 巨人の先発投手として、長いイニングを投げたことが一番大きいね。今の成長に繋がったと思うよ。どうすれば自分の持ち味をいかせるのか。適当に投げるのではなく、そのときに生かせる球を投げて、いかに結果を出すか。一球一球の大切さを学んだんだ。先発はペース配分も重要で、力を入れて投げなければいけない場面が必ず来る。試合の流れを感じ、状況に応じたピッチングを求められる。まるでチェスの戦いのようだよ。ピッチャーは楽しいね。
―巨人で過ごした3年間について
マイコラス 日本では妻と二人で楽しい時間を過ごしたよ。野球でも多くの経験を積むことができたし、何と言っても素晴らしいチームメイトと出会えたことが財産だね。仲が良かったのは阿部と長野と坂本。それから、バッテリーを組んでいた小林。言葉の壁があってちょっと大変だったけど、みんな仲良くしてくれたよ。彼らは練習熱心で全てにおいて準備を怠らない。見ていてとても勉強になったよ。
―残りのシーズン ポストシーズン進出に向けて
マイコラス 今シーズンはここまでの投球にとても満足している。何より自分の予想以上の活躍ができて嬉しいよ。あとは試合を楽しみながら仲間とポストシーズンに行けたら最高だね。
以上です。
もうMLBを代表するエースピッチャーです。