2018年10月24日にMBSテレビで放送された「戦え!スポーツ内閣」で古田敦也とオリックスバファローズの金子千尋が金足農業高校の吉田輝星についてタレントの武井壮とお笑い芸人のブラマヨ小杉と共に語っています。
金子 高校生ということで伸びしろがあって、まだまだ伸びると思います。
小杉 古田さんは吉田投手をどう見られてますか?
古田 このストレートの伸びはプロでもあまりいないですね。腕でビュンと振り回すピッチャーというのはちょっと怪しいんですけど、明らかに下半身を使って投げていますから非常にいいと思いますよ。
小杉 はい。
古田 彼の欠点はプロなら分かるんですけど、変化球を投げる時に手がちょっと緩むんですよ。
武井 ほー。
古田 それを克服したらすぐに1軍です。それさえ覚えたらいいぐらいです。
小杉 もう直すポイントは一つぐらいということですね。
古田 そうです。牽制も出来ますし、バント処理も上手いし、だから変化球だけですね。
武井 その緩むというのは、ピッチャーの金子投手から見るとどういう感じなんですか?
金子 大きな変化をさせたがるんじゃないかなと。
武井 はいはい。
金子 自分から見る目線で変化をしないと多分不安なんですよね。
武井 なるほど。
金子 でも、マウンドから変化が大きく見えなくてもバッターは打ち取れるということを分かれば、多分それはなくなると思います。
武井 これ見てたとしたら、本人もマジっすかってなってんじゃないですか?古田さん。
古田 そうですね。金子君もそうなんだけど、真っ直ぐでビュンと投げて、変化球でもビュンと投げるからバッターも打ちにくいんですよ。
小杉 なるほど。
古田 吉田君は変化球の時に緩めて投げるんでね。
武井 それはバッターボックスから分かるんですか?
古田 プロのバッターは分かるんです。
武井 分かるんですね。
古田 高校生なら振りますよ。でもプロだとそこでパッと止まって打ちますね。
武井 古田さんだったら打てる?
古田 僕だったらあのスライダーは打てますね(笑)
武井 マジですか!
古田 ただ、正直あの真っ直ぐ打てるかなあ(笑)
小杉 あのシャキーンポーズはプロになっても出来るんですか?やっていいんですか?
古田 やっていいと思いますよ。
武井 むしろプロの方がいいですよね。
古田 まあ、文句言う人もいますけど(笑) プロもよくガッツポーズしたらアカンとかよく言う人がいるんですけど、それは相手に向かって挑発的にやると揉めるんです。別にファンを喜ばすという意味でも別にこんなのは何の挑発行為でもないですからね。
小杉 まあ、しばらくあの人に喝もらうくらいですよね。
一同 ハハハ(笑)
以上です。
変化球で腕が緩む。