2018年10月27日にBSで放送された「ワールドスポーツMLB」で東北楽天ゴールデンイーグルスの石井一久GMがドラフト後の感想をフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。
アナ ワールドシリーズ大激闘でしたが、日本シリーズも延長12回引き分けで終わったと。
石井 スゴい日ですね。
アナ そして、先日行われたドラフトも大いに盛り上がりましたが、ドラフトはどうでしたか?
石井 まあ、スゴい雰囲気でしたよね。抽選で交渉権確定の判子があるのを引けたんですけど、その前にスカウト会議があるんですよね。
アナ はい。
石井 3日間で15時間16時間ぐらいのミーティングをしたんですけど、やっぱりスカウトにとって、1年の・・・1年じゃないですね。2年3年とその選手を追ってきたことを決定する日なんですよ。
アナ はい。
石井 そこで何とかスカウトの方の思いを代表して。僕は代表するだけなんで。その代表する思いをしっかりと応えてきたいなというプレッシャーはありましたよね。あんまり緊張するタイプではないんですけど、やっぱりスカウトの人のためにっていう気持ちの方が先に立っていましたよね。
アナ じゃあ、その思いを込めて右手をボックスの中に入れたわけですね。
石井 そうですね。ただ当たるという根拠はないんですけど、僕は絶対当たるはずだと思って引いて当たったので。
アナ はい。
石井 当たった後のガッツポーズはこうしようとか、当たった時に後ろの球団の方たちがもうちょっと待つように、少し間を空けて、球団の方をドキドキさせてガッツポーズをしようと考えていたんです。
アナ そんな演出のイメージトレーニングまでしていたんですか?(笑)
石井 はい。まあ、当たるべくして当たったということなんですけど、ただ本当にドラフトが終われば指名順位の1位も8位もプロに入ったら横一線なんで関係ないんですよね。そこをしっかりと僕たちが預かったんでね。
アナ はい。
石井 一流選手にすることが僕たちの役目だと思うんで、そこをしっかりと肝に銘じてやっていこうかなと思っています。
アナ そして石井さんのこのスタジオでの出演が今日で最後ということになります。
石井 あぁ、そうですか。
アナ 2014年から5シーズンに渡ってありがとうございました。
石井 けっこう大ベテランですね。
アナ そうですよ(笑)
以上です。
最後の出演で後釜は誰になるのか。石井一久の解説は分かりやすかったのでそういう人をお願いしたい。