2018年11月11日にテレビ東京で放送された「SPORTSウォッチャー」で2018年シーズン限りで引退した松井稼頭央(西武2軍監督)がソフトバンクの柳田悠岐、西武の秋山翔吾、、ヤクルトの山田哲人がメジャーで見てみたい語っています。中畑清と番組MCのビビる大木、そしてテレビ東京アナウンサーの福田典子と共に語っています。

 

柳田悠岐について

アナ 松井さん、柳田選手はなぜこんなに打てるんでしょう?

 

松井 走攻守ともに素晴らしいですし、足を上げたときのことなんですけど、メジャーのグラウンドって非常に硬いんですよ。硬い上に地面から反発が起こるんで、それに耐えられる下半身の強さ、それがスゴいなと思いますね。

 

アナ 鍛えられた肉体でそれが出来ているということなんですね。

 

松井 はい。

 

 

山田哲人について

アナ 松井さんも達成したトリプルスリーを三度も達成しています。松井さんはどこに注目されていますか?

 

松井 トリプルスリーを三度ですからね。

 

アナ はい。

 

松井 やっぱり内野手で、センターラインの中でこれだけの成績を残すということなんで、是非メジャーでも見てみたいですよね。

 

アナ メジャーに行ったらどんな活躍をするのか私たちも楽しみですよね。

 

松井 はい。

 

 

秋山翔吾について

アナ チームメイトで誰よりも秋山選手の実力を知る松井さん、メジャーでもヒットを量産できますか?

 

松井 そうですね。この技術の高さをメジャーでどこまでやれるのかを見てみたいです。

 

アナ ストロングポイントはどこなんでしょうか?

 

松井 間合いというのは本人の感覚なんですけど、やっぱり技術の高さですよね。

 

 

三人の共通点

アナ 松井さんが挙げた三人にはある共通点があるんですよね。

 

松井 そうですね。三人とも足を上げる選手なんですけど、先ほど柳田選手のときにも言ったんですけど、その地面が硬い中でピッチャー側の足の前足にゆとりがある。

 

アナ うーん。

 

松井 これが出来るというのはなかなかないんですよね。どうしても硬い土の中で反発があって足が伸びてしまうんですけど、やっぱりゆとりがあるんですよ。

 

アナ なるほど。

 

松井 ここがやっぱりスゴいところだなと思いますね。

 

 

ここから中畑とビビる大木も一緒に語ります

 

大木 キヨシさん、やっぱり柳田選手ですか?

 

中畑 うん。目立ってるねぇ。今、稼頭央君も話をしてくれたんだけど、俺が考える柳田の凄さは他の選手よりも遥かに始動が早いということ。

 

大木 始動。

 

中畑 始動ってピッチャーの前足が上がった瞬間に既に柳田の足が上がってるんだよ。

 

大木 うーん。

 

中畑 それでボディバランスで一本足で待ってるのね。この形をキープするのって非常に難しいんだけど、柳田の場合はそれが出来ていて、いつでも手が出せる状態。それで下半身の柔軟性もあって我慢できるから、初球から甘いところにきたら、反応してスイングできる準備がある。これが他の選手にはなかなか作れない。その凄さがあるよね。

 

松井 ありますね。ピッチャーが足を上げて、自分も上げるというのはなかなか出来ないですね。

 

中畑 あの間だよね。

 

松井 そうですね。

 

中畑 あれで余裕を感じる。いらっしゃい、ガーン!といけるタイミングね。

 

大木 本来は待てなくなっちゃうんですか?

 

松井 待てないですね。

 

 

以上です。

この辺の選手は通用しそうな気がします。

おすすめの記事