2018年11月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で東京ヤクルトスワローズの宮本慎也ヘッドコーチと石井琢朗打撃コーチが出演し、青木宣親の2番起用について元横浜の高木豊、中日で監督をしていた谷繁元信、そしてフジテレビアナウンサー内田嶺衣奈と共に語っています。
【今季の青木の成績】
127試合 打率.327 安打162 本塁打10 打点61
NPB通算打率歴代1位 .329
アナ チームがギュッと1つになるという意味では、今シーズン青木選手が帰って来たというところも大きかったと思うんですけども。
高木 そうですね。青木が入ってきて4番まで打たせて、色々と打順で迷ってたよね。あれはどういう考えで迷ってたの?
宮本 まあ、最初に石井コーチとかみんなと話し合った中で、山田の1番というのが規定路線だったので。
高木 うん。
宮本 そうなったときにバレンティンを4番を打たせるよりも初回に回した方がいいかなというところで、じゃあ青木を繋ぎの4番で使おうというので入れたんですけど、最初は調子が上がらなくて。
高木 そうだね。
宮本 どうしよう、どうしよう、というところで色々と動かしてしまったんですけど、結局落ち着いたときというのは青木2番ありきではなくて、山田とバレンティンをくっ付けようという話から、あの打順になったんですよね。
高木 うーん。でも石井さん、青木の2番がハマったよね。
石井 そうですね。青木を2番にするというのは一番最後の最後ですよね。
高木 そうですね。
石井 青木の2番は僕らが打順を決めるのに、一番消極的な打順だったんですよ。まあ、青木に対してある程度は気を使っていた部分もあるんですけど。
高木 うん。
石井 果たして2番を打たせて色々と考えさせてしまうんじゃないかというところで、2番起用というのは一番最後に決まったことでしたね。
高木 そのときに青木と何か話したの?
石井 多分それは監督かヘッドとかが。
宮本 監督が話しをしていると思いますね。
高木 うーん。でも青木が2番ということはバントはないということだよね。
宮本 もちろんそうです。前半では2番が決まらなくて、非常にバントが多かったんですね。
高木 うんうん。
宮本 それでピッチャーもそんなに強くない中で、そう考えたときに結果的にはその青木2番というのが、まあランエンドヒットで、長打で坂口がホームに生還する場面がけっこう多かったので。
高木 うん。
宮本 まあ彼は引っ張れますし、フォアボールも選べますし、それらを考えると、今考えると適任だったなと思いますけどね。
高木 そうだよねぇ。谷繁さん、青木が2番に入ってからの打線の流れが外から見てもスゴく良くなったよね。
谷繁 そうですね。青木の存在が光ったんですけど、僕の意見としては坂口の頑張りもあったと思いますね。
高木 坂口も頑張ったね。
宮本 そうですね。
谷繁 あれが1番で固定できたから青木を2番ということも最後にスムーズにいけたような気がするんですよ。
高木 そうですよね。
谷繁 1番坂口がいなかったら青木を1番に置こうかとか、その考えも絶対にあったと思うんですよね。
高木 ただ青木のポジションというのはスゴく迷ってたよね(笑)
谷繁 そうですね。最初はそうでしたね。
高木 最終的にどこに落ち着くのかなと思っていたのが楽しみではあったよね。
谷繁 そうですね。
以上です。
最後のパズルがハマった感じ。