2019年1月21日に関西テレビで放送された『報道ランナー』で江本孟紀がセ・リーグの順位予想をし、4位予想の阪神タイガースについて関西テレビアナウンサーの新実彰平と共に語っています。

 



江本孟紀の2019年セ・リーグ順位予想

優勝読売ジャイアンツ
2位広島カープ
3位ヤクルトスワローズ
4位阪神タイガース
5位横浜DeNAベイスターズ
6位中日ドラゴンズ

 

 

アナ 阪神タイガースの2018年は最下位で今季の順位予想で4位に上げた理由は何ですか?

 

江本 やっぱりピッチャーですね。西とガルシアの加入は大きいですよね。

 

アナ はい。

 

江本 これで相乗効果を生んで、この二人は普通に実力を出せば二桁は勝てますから。

 

アナ やっぱり両投手とも江本さんは実力を買ってらっしゃる。

 

江本 それはありますよ。あとは精神的なもんでしょうけど、実力は申し分ないです。

 

アナ この二人で20勝は稼げるというのは?

 

江本 それは見積り過ぎですね。

 

アナ え?(笑)

 

江本 いやいや、そこまでいかなくても、まあ10勝10勝で20勝いかないと困るよね。

 

アナ はい。

 

江本 これは当たり前です。それだけの選手ですから。

 

アナ 他には勝ち星が増えそうなのは誰になりますか?

 

江本 もう若いピッチャーの小野だとか才木とか。それと特に藤浪ですよね。

 

アナ はい。

 

江本 これはリセットして、今年スタートするみたいな気持ちでいけば実力的には十分ありますから。

 

アナ そうですよね。

 

江本 うん。これは二桁いける可能性は十分ありますね。

 

アナ 西選手とガルシア選手で20勝して、藤浪さんが二桁となると2018年の広島の勝ち星を超えますけど、これは優勝なわけじゃないですか。

 

江本 但し、ピッチャーは投げるだけでは勝てませんから。

 

アナ あー。

 

江本 打ってくれないと。問題はそこなんです。

 

アナ なるほど。打線ということになるんですよね。

 

江本 はい。

 

アナ 2018年の成績でいうと、チーム打率はリーグ5位、ホームランが6位、得点が5位と。ちょっと2018年は奮いませんでしたかね。

 

江本 だから、これが一番の問題なんですよね。ホームランが特に少ないのは球場が広いとかいうよりも、やっぱり打てる選手がいないんですよ。

 

アナ うーん。

 

江本 それでホームランは相手に物凄く影響を与えるんで。それで一気に点が入るじゃないですか。

 

アナ はい。

 

江本 そうするとピッチャーとの絡みも良くなるし、やっぱり広島はホームランが多いです。

 

アナ そうですよねー。

 

江本 はい。まあ、ただこうやって見てると、やっぱりトップを走っていくほどのホームランを打って、打率が上がってくるかというとちょっと不安です。

 

 

アナ 新外国人のマルテ選手という方がメジャーリーグからやって来て、4番は決まりという声もありますけど。

 

江本 うん。見たことないから分からない。

 

アナ なるほど(笑)

 

江本 マルテかマルチか知らんけど、キャンプで見てみて、他の解説者に騙されないように。

 

アナ ハハハ(笑) 去年はロサリオさんをご覧になって江本さんはどう思ったんですか?

 

江本 僕はそんなに買ってなかった。

 

アナ ほんまですか?

 

江本 うん。僕の周りの日向ぼっこしてる解説者がみんな「スゴいぞ スゴいぞ」って言ってたけどね。

 

アナ 田尾さんなんかは今まで見た助っ人外国人で一番とおっしゃってました。

 

江本 うん。田尾はあんまり信用したらアカン(笑)

 

アナ アカンって(笑) それは言ったらダメです(笑) 田尾さんはちゃんとした解説者です(笑)

 

江本 いやいや、現役時代にあれだけ大活躍した選手でも間違うんです。

 

アナ そうなんですね。古田さんも評価されてましたし。

 

江本 だからね、見るポイントは色々とあると思うんですけど、打者の人が見るポイントと投手の人から見るポイントが違うからね。

 

アナ なるほど。となったら、糸井選手と福留選手に今シーズンも頼らないといけないと。

 

江本 この二人がまだクリーンナップを打ってるようではダメなんですよ。

 

アナ そうなんですか。

 

江本 うん。だから、この二人が6番7番ぐらいを打って、時々休んだりするぐらいの打線ができれば、4位からもうちょっと上に行く。

 

アナ なるほど。打線次第ではAクラスということなんですね。

 

江本 だから、AクラスとBクラスの間をウロウロしている。

 

アナ なんかリアリティがあって萎えますね。1月の時点で4位と言われると。

 

江本 だいたい去年は優勝と言って、これも騙されたわけですからね。最下位にもなって。

 

アナ 矢野監督も1年目ですし温かい目で見るのがいいですね。

 

江本 そう。監督の腕次第。

 

 

アナ ここで江本さんが矢野監督に求めるものがこちらです。

 

モニターに『ズル賢くあれ』と表示される

 

 

アナ これはどういうことですか?

 

江本 監督で成功するためにはやっぱり白とか黒じゃダメなんです。

 

アナ はい。

 

江本 もうそれが混ざり合って灰色のようなグレーな人がいい。

 

アナ あー。

 

江本 だから、その見方をすればズル賢いというのは、こっちではいいことを言って、もう一方では悪いことを言ったり。うまく使い分ける。

 

アナ はいはい。

 

江本 昔の成功した監督を見てください。みんなタヌキみたいなジジイばっかりですから。

 

アナ 挙げられる範囲で例えば?(笑)

 

江本 昔の三原さん、川上さん、水原さん、鶴岡さんから始まって、最近では野村さんとかね。まあ星野さんもそうでした。

 

アナ はいはい。

 

江本 やっぱり成功している人はだいたい、裏表があるという言い方はイヤらしいけど、やっぱり多少そういうのがないと。

 

アナ 表現の使い分けとか。

 

江本 そう。これはいい選手、失敗した選手、を持ち上げたり、落としたりね。マスコミとの対応とかね。やっぱりズル賢くないと。

 

アナ 矢野さんはどういうタイプなんですか?

 

江本 ツテがないのであまりよく分からないですけど、監督就任で野村さんに挨拶したというのを聞いてね。

 

アナ 矢野さんが。

 

江本 これはなかなかズル賢い。

 

アナ ハハハ(笑)

 

江本 やっぱり矢野に期待するのは監督としてのズル賢さとかね。2軍の監督をやったりして経験もありますから選手の扱いは上手くできるんじゃないかな。そこに期待ですね。

 

 

以上です。

4位ぐらいでしょうね。

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