2019年3月30日vs東京ヤクルトスワローズ戦の阪神・矢野監督の試合後のコメントです。
もくじ
試合展開
開幕2戦目。先発投手は阪神・岩貞、ヤクルト・石川。阪神は1回裏に糸井が石川からライトポールギリギリのホームランで1点先制する。ここから阪神打線は石川に抑え込まれる。対する阪神先発の岩貞は中盤に連続四球でピンチを招くがそこを抑えて7回途中無失点で降板。その後も阪神リリーフの桑原、ジョンソン、ドリスで完封リレー。1-0で阪神の勝利。スカイAとABCラジオとMBSラジオを参考に以下のコメントとなります。
勝利監督インタビュー
アナ 昨日に続いて1点差の勝利ですね。
矢野 はぁ。しんどいですね(笑) もうずっと緊張しながら。頑張れ頑張れと思いながら見てるのはしんどいですけど本当にピッチャーがよく頑張ってくれました。
アナ 先発岩貞は1安打ピッチングでした。
矢野 ちょっと自作自演の自分でピンチを作って、自分で抑えるところがありましたけど。本当に勝負所でリュウ(梅野)としっかりコミュニケーションができて、意識高めてピンチになればなるほど必要だと思うんで。まあ最後の回も一人打ち取ってから交代するっていうのも難しいところなんですけど、本当に最後まで投げ切ってくれました。(※岩貞は7回の先頭打者を打ち取ってから降板)
アナ 梅野選手のリードもインサイドのいいところを投げさせてましたね。
矢野 そうですね。昨日からそうですけどリュウがしっかりピッチャーを引っ張ってくれているのがスゴく目立ってますし、一番成長できるっていうかね、こういう試合で勝てるっていうのが僕の経験からもキャッチャーはスゴく成長できると思うんでリュウにとっても大きな2試合だったかなと思います。
アナ 7回の継投の場面も桑原投手と決めていてそのままいった感じですか?
矢野 そうですね。桑原はあそこでいくっていうのは決めてました。
アナ 桑原投手、ジョンソン投手、ドリス投手がノーヒットピッチングでした。
矢野 ねぇ。頼もしい投手陣で。明日はたくさん点を取って。西が投げますから。西も気合十分の気持ちが出ると思うんで援護してもらいたいですね。
アナ 一方で打つ方では糸井選手が1回のホームランはいかがでしたか?
矢野 まあ、嘉男の動きを見ているとファウルかなと思ったんですけどホームランと判定されてもどうかなと思ったんで心配したんですけど。まあホームランで良かったです。
アナ 監督も客席に飛び込んだ時にはガッツポーズをされていましたが。
矢野 そうですね。ホームランだったんで一緒に喜びましたけどその後はドキドキしてましたけど。
アナ そして糸原選手の盗塁を決めたシーンは矢野監督らしいと思ったのですが、あの場面での心境はいかがでしたか?
矢野 まあそこは内緒にさせてください。(※ちなみにスカイA解説の野口はサインミス的なものだから内緒なのかもと言ってました)
アナ 1対0の勝利でしんどいということでしたが今シーズンはこういう形で勝ちを積み重ねていくつもりでしょうか?
矢野 もちろんうちは投手力がストロングポイントなんでね。やっぱり1年間戦う上でこういう接戦を取っていくのは大事なんですけど、打線の援護というかチームがムードに乗るというところでは明日は打ってくれると思うんで明日は大量点で勝ちたいですね。
その後の矢野監督のコメント
―岩貞について
矢野 岩貞は全体的にボールが走っていたし、怖さとか慎重になるというよりは腕を振って勢い良く岩貞のいいところが出た今日のマウンドだったと思う。3回の連続四球の流れは簡単に抑えられるもんじゃないんだけどもその中でバッテリー2人でコミュニケーションを取って頑張ってくれた。
―今日の勝利について
矢野 先発に勝ちがついて、中継ぎにホールドがついて、抑えにセーブがつく。キャッチャーの時にも思ってたし、監督になっても思うけどこれが一番いい勝ち方だと思う。勢いに乗っていきたい。投手交代をコールしたら信じるしかないし、もちろん信じてるんだけどもその期待に応えてくれているのが頼もしい。
―キャッチャー梅野について
矢野 引っ張ったりしながらしっかりやり切った2試合だった。
―明日に向けて
矢野 明日は打線が打って西に白星をつけたいね。
試合後の福原コーチのコメント
福原 岩貞は初登板の緊張の中で1回2回を凌いで3回は少し緊張感が緩んだような感じだった。エアポケットに入ったようだった。とにかく頑張れとマウンドで発破をかけて何とか凌いでくれたけど、バレンティンを打ち取ってくれたのが大きかった。次の登板への課題はコントロール。高めが多かった分、次はそこをしっかり修正してきてほしい。
以上です。