2019年5月31日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で8回に東北楽天ゴールデンイーグルスのオコエ瑠偉と辰己涼介が見せた走塁について横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
シーン
8回表 1-1の同点 無死1-2塁
2塁ランナー今江に代走オコエ。ここでバッター茂木が強烈なセンター前ヒットを打ってオコエがワンヒットで生還する。この時に1塁ランナーの辰己が3塁まで進む。
この後、1アウト2-3塁になり島内がライトフライを打ちましたが3塁ランナーの辰己は浅いフライだったので生還できない。この時にライトが2塁にボールを送球した瞬間に辰己が隙を突いてホームに突入し余裕でセーフ。2点差として勝負が決する。平石監督もニンマリ。
大矢、高木の解説
高木 楽天はソフトバンクにいい勝ち方をしました。大矢さん、楽天の脚力です。足で勝ったと言ってもいいようなゲームでしたけども。
大矢 そうですね。
高木 セカンドランナーの今江をオコエに代えるところからゲームが動き出しましたよね。
大矢 予想していたというか、予定していたというか、こうなったらこういう風にしといた方がいいなという代え方をしましたよね。
高木 うんうん。茂木の強烈なセンター前ヒットもオコエじゃなかったら一瞬、躊躇してホームに生還できないですよね。
大矢 そうなんですよね。
高木 そして1塁ランナーの辰己がおとりか何か分からないですけど、このヒットで3塁まで進んだ。
大矢 はい。
高木 そしてこの後の犠牲フライになるシーンですよね。
大矢 このフライではホームに行けないと思いましたよね。
高木 ですね。でも、外野手の体の向きとか送球を見てずっと狙っていたかもしれないですね。
大矢 そうですね。ライトがどこに送球しようか迷いがあったんですよね。
高木 はい。
大矢 その辺を3塁ランナーの辰己が好判断で1点もぎ取ったという形でした。よく見ていたなと思いますね。
高木 観察、洞察していましたね。
大矢 はい。
高木 素晴らしい走塁が2つ続きましたね。ナイスゲームだったと思います。
以上です。