2019年6月22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で東北楽天ゴールデンイーグルスの初回の攻撃で気になったことを元巨人の松本匡司と元横浜の高木豊がフジテレビアナウンサーの大村崑と共に語っています。
シーン
1回表5点先制してなお無死満塁
バッターはこの日の楽天の先発ピッチャー9番古川。古川は全く打つ気がなく、打席の後ろに立っていた。この事が松本は気になるという。
松本と高木豊が語る
アナ 楽天がDeNAとの大乱戦の制した試合なんですが、松本さんが楽天の攻撃で気になった事があったんですよね。
松本 はい。初回なんですよね。5点取ってノーアウト満塁でバッターが先発ピッチャーの9番古川。そこで古川の打席の位置が一番後ろに立ってるんですよ。
アナ そうですね。
松本 全く打つ気がない。それで3球で見逃し三振。これ初回ですよ。
アナ はい。
松本 まあ別にピッチャーの古川ですから、打つ打たないは関係なく、普通にバッターボックスに立っているとピッチャーが力んでフォアボールを出す可能性もあると思うんです。
アナ なるほど。
松本 全く打つ気がないということで1アウトあげてしまった。だからこの打席はどうなのかなと思うんですよね。
アナ チームのムード的にも初回にノーアウト満塁で更にいこう、という気持ちなりますもんね。
松本 そうですね。相手ピッチャーにどんどんプレッシャーをかけていかないといけない場面で、点はいくらあってもいいじゃないですか。
アナ そうですよね。
松本 そういう場面で全く打つ気がないバッターボックスなのはどうなのかなっていう感じは受けましたね。
アナ 豊さんはどうお考えになりますか?
高木 やっぱり色んな考え方がありますよね。ノーアウト満塁で5点取ってる。古川が打ってしまってゲッツーにでもなったら流れを切ってしまうという事もある。そして1番に戻ると茂木もいるしね。
アナ はい。
高木 茂木は振れてますからね。
松本 立つ位置なんだよね。
高木 そうですね。あの立つ位置がちょっと気に食わないですよね。
松本 うん。
アナ そうですか(笑)
高木 やっぱり打たなくても、隙を見せないようにしないとね。
アナ なるほど。
高木 松本さんが言われたように、フォアボールも絶対にないと思ってピッチャーも楽に投げられますからね。
アナ じゃあ、相手ピッチャーからするとノープレッシャーでアウトをもらったということですもんね。
高木 でもピッチャーからすると投げにくいという側面もあるよね。
アナ 逆にそういうこともあるんですね。
高木 「何だこいつ これでストライク入らなかったら俺は大恥かくぞ」って(笑)
松本 (笑)
高木 そんな感じにピッチャーも捉えてると思いますけどね。
アナ そういう事もあるんですね。
以上です。