2019年7月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で試合の途中からバッテリーを組み、実に9年ぶりのコンビとなった千葉ロッテマリーンズの涌井秀章と細川亨について元横浜の斎藤明雄がフジテレビアナウンサーの大村晟と共に語っています。
アナ 西武に敗れたロッテですが、涌井投手が5敗目を喫しました。実は今日9年ぶりに細川選手とバッテリーを組んだんですね。共に西武に在籍し9年ぶりのバッテリーを組みました。1回から5回は正捕手の田村選手をマスクをかぶっていたんですが6安打で5失点。そして6回7回に細川選手がマスクをかぶりますと、打者6人をパーフェクトに抑えたんです。それで何故バッテリーを変えたのかを井口監督に聞くと、「細川でどういうリードになるのか試したかった」ということを話していました。明雄さん、この井口監督の采配がハマり素晴らしいピッチングとなりました。
斎藤 まあそういうベテランの味を出しましたよね。まあ田村がマスクをかぶって失点したのは、田村が悪いというわけじゃないんですけど、涌井のためというのもあるけど、田村にベンチから細川がどのようにリードするのかを見させたのかな。
アナ なるほど。
斎藤 だから人のリードを見て、自分ならどうするとかを考えながら野球をするようにと、田村に刺激を与えたかなという感じに見えます。
アナ なるほど。それで6回7回にマスクをかぶった細川選手は「昔に比べたら球威は違うしコントロール重視だけど、どのボールでもカウントが取れる。考え方次第ですね」とコメントしていました。そして井口監督は「次回の涌井の登板の時にもしかしたら細川をスタメンマスクにするかもしれない」と語っていました。
斎藤 うん。今日のリードを見たらそれはあるでしょうね。でも反対に涌井クラスになったら、若い田村でもしっかりピッチングしないといけないなと思いますね(笑)
アナ 明雄さんから言わせるとそうなると(笑)
斎藤 キャッチャーは誰でもいいよと言えるくぐらいのピッチングしてほしい。それぐらいの実力はありますからね。
アナ そうですね。次回は誰がマスクをかぶるんでしょうか。
以上です。