2019年9月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs,北海道日本ハムファイターズ戦で2安打を放ったものの怪我から復帰して1ヵ月しても未だに本調子になってこない福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐について元横浜の高木豊、元中日の立浪和義、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
故障後 22試合 率.255(80-18) 本3 点6
アナ ソフトバンクはバンデンハーク投手の好投で1点を守り抜いて日本ハムに勝利したんですが、打線の方が少し物足りないような。
高木 そうですね。大矢さん、その中で柳田が目立たないと思うんですけど。
大矢 はい。今日はデスパイネとグラシアルが打てないのが響いたんだけど、それよりも柳田のバッティングなんですよね。
高木 そうですね。
大矢 バックスイングも浅いし、しっかり振り切れてないんじゃないかと。僕は生涯打率が2割5分ありませんのであんまりバッティングの話をあまりしちゃいけないのかもしれないけど。
高木 いえいえ、そんなことないですよ。
大矢 立浪さん、ちょっとおかしいというか、らしさがないというかね。
立浪 はい。ちょっと迫力がないと言いますかね。
高木 そうですね。これ技術的に立浪さんが気になるところってあります?
立浪 まあもともとバットが下から出るタイプなんですけど、今はちょっと「受けすぎてる」と言いますかね。足の故障の影響もあると思うんですけど、下半身が良かった頃よりもちょっと使えてないのかなと。
高木 なるほど。受けすぎる、というのはポイントが近すぎると。
立浪 そうですね。だから今日の凡打もあまり良くない形でしたね。やっぱり両方の足を踏ん張って体を回すことができたら、もう少しポイントも自然に前になると思うんですよね。
高木 まだちょっと左ヒザ裏の肉離れの怪我したところが怖いんですかね?
立浪 かばうところがあるんですかね。ほとんどのスイングで前の足が浮いてしまって踏ん張れてないですよね。
高木 ちょっと伸びるのが早い状態で打ちにいってるという。
立浪 そうですね。まあ本当にちょっとしたことだと思うんですけど。
高木 そうですね。
大矢 本来の柳田の打球って外回転して上がっていく感じだけど、今はこすってるような感じになってるよね。
高木 はい。
大矢 だからゴロになっちゃう。自分でもどうしてなんだろうなと思ってるんじゃないですかね。
高木 そうですよね。立浪さん、柳田が帰って来たときには、やっぱり打線に厚みができて、これから行くぞっていう時にこの数字だと物足りないですよね。
立浪 まあ今まではずっと3割以上を打ってますから、やっぱり今の成績だと物足りないですよね。長打も少ないですしね。
高木 そうですね。ちょっと調子が上がってこないとこれから先のことを考える苦しいかなと思いますよね。
以上です。