2019年 プロ野球選手100人が選んだナンバー1 「守備部門」

2019年11月24日にフジテレビで放送された「S-PARK」で100人が選ぶナンバーワンの「守備部門」が紹介されていました。ナレーターと選手の語りと共に進行します。

守備部門 第3位

岡本和真　ヒットやと思ったのに普通に捕られるんで。京田さんです。

大野雄大　京田のところに飛んだら安心してアウトやなって思ってますし。まあ守備範囲も広いし肩も強いしスゴいなと思いますね。

第3位は中日ドラゴンズ京田陽太(6票)。中日では谷繁以来のトップ3入り。595回の守備機会のうちエラーはわずか9回。セ・リーグの並み入る名手を抑え2年連続で守備率1位に輝いた。

ちなみに京田が学生時代から尊敬してやまない選手が阪神を退団することになった鳥谷敬。長年、本拠地が土の甲子園で華麗な守備を披露していた男を学生時代から研究し堅実なプレーには原点があった。

守備部門 番外編

若月健矢　外崎さんですかね。惚れ惚れして見てたって感じですかね。

内野も外野も守れる西武ライオンズのユーティリティプレイヤー外崎修汰(1票)。プレミア12の決勝では今シーズン、一度も守っていないサードを完璧にこなしユーティリティプレイヤーとして期待に応えましたが、若月を驚かせる出来事が4月12日のオリックス戦であった。

1塁ランナーの外崎は牽制で帰塁した際に右手小指を脱臼。指が外側に曲がる痛々しい状態でベンチに戻ると・・・。

しかし、わずか1分後になんと自ら関節をはめてプレーに復帰した。

若月健矢　スゴいっすね、アレ。指にテーピングで止めてくっ付けて出てきたんですよ。それで普通に送球してたんで。

翌日も簡単なテーピングのみでスタメン出場した外崎。その試合で平然とスローイングをしてアウトを取った。この真相を本人に聞いてみると・・・。

外崎　(以前母親に)引っ張ればハマるよって言われたんで、今回も引っ張りました。入りました。見てる方が痛いと思います。

残すは1位と2位

守備部門 第2位

西川龍馬　「あっ、これは無理やろな」って思ったのがビョーンって。

松田宣浩　野生っぽい守備をしているなというか、お猿さんみたいな守備をしているので。

筒香嘉智　広島の菊池さんじゃないかなと思います。

第2位は広島カープ菊池涼介(17票)。オフにメジャー挑戦を表面し、プレミア12ではベストナインと最優秀守備選手を受賞。その守備を世界に印象付けました。

丸佳浩　抜けたと思うのも捕られるので、皆が言ってたのはこういうことかと思いました。

ソト　菊池周辺の打球は全て捕られてしまう。セカンド方向でヒットを打つのは難しいよ。

守備部門 第1位

杉谷拳士　「なんだよアイツ・・・」って声が(苦笑)　ベンチで全員言っていたので。

宮西尚生　ザ、守備職人みたいな。

種市篤暉　源田さんですね。

坂本勇人　源田ですね。

青木宣親　西武ライオンズの源田。

西武の源田壮亮が2位を大きく引き離し過半数超えで連覇達成(57票)。今年は2018年に続き2年連続でゴールデングラブ賞を獲得。華麗なグラブさばきに目を奪われがちですが、そのスゴさは別にあると話すのはファーストの山川だ。

山川穂高　どんな体勢で捕ってもビューンと投げてこの辺(顔付近)にパシッと。この辺に来るんで。

受け手に優しい源田のスローイング。どんな体勢からもファースト山川をほとんど動かさないコントロールでパ・リーグダントツのアウト数を稼ぎだした。

1位の選手の言葉

―1位の感想

源田　実際こうやって選んでもらえると、やっぱり嬉しいですね。

―今季最も印象に残るプレーは？

源田　オリックス戦の延長で人生で一番じゃないかなぐらいの送球ができた。

源田が選んだのは2019年7月19日のオリックス戦。華麗なゴロさばきではなく、中継プレーの送球。同点で迎えた延長11回表、ランナー1塁の場面でバッターがレフトフェンス直撃の当たりでランナーがホームに突入した際のレフトからの中継プレー。勝ち越しを許さなかったその送球はキャッチャーのミットがほとんど動かない返球だった。

―そのプレーについて

源田　自分の投げやすいところで捕って、相手の捕りやすいところに投げようというのを心掛けています。あの送球は良かったと思います。

以上です。