2019年12月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でウインターリーグで好調な福岡ソフトバンクホークスの育成選手の砂川リチャードについて元横浜の高木豊、元中日の井端弘和、ヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ 砂川リチャード選手、この試合でも豪快なホームランが出ました。
真中 素晴らしい体つきをしてて、現在(放送12/2時点で)三冠王なんですよね。ホームラン、打点、安打数でトップ。豊さん、どうでしょう?
高木 魅力がありますね。
真中 大きさとパワーですよね。
高木 はい。だからチャンスの時に詰まっていたシーンもあったので、そこでバットコントロールだとか見極めが出来ればすぐ上に行くんじゃないですかね。
真中 そうですね。まあこれからですよね。井端さん、魅力的な選手ですよね。
井端 やっぱり長距離ヒッターというのはそんなに数多くいないので。その中の1人であることは間違いないので山川選手とか、右での長距離ヒッターはそんなにいないので、その辺のクラスになってほしいですよね。
真中 まあ、さすがにまだ粗さは感じますけどね。
高木 あとは変化球をどう対応していくかですね。
真中 これから順調に伸びていってほしいですね。
アナ では改めてプロフィールを見ていきましょうか。
沖縄尚学高―ソフトバンク(2017育成ドラ3)
今季三軍で非公式試合で12本塁打
同郷のパ本塁打王の山川と自主トレ
兄はMAX155キロ 外野と二刀流でマリナーズが6巡目指名
王会長「6HRで何かあげる。それならHR王だよ」
アナ 沖縄尚学高校出身で2017年育成ドラフト3位。父親は元アメリカ海兵で西武の山川選手と自主トレを行っているそうです。更にお兄さんはマリナーズ在籍でMAX154キロを投げる野球選手。そして王会長にウィンターリーグで6本ホームランを打てば何か貰えるということで、本人もめちゃくちゃ意識してるそうですよ。
真中 王会長からの励ましの言葉ですよね。
高木 「何かをあげる」。
真中 何をあげるんでしょうね(笑)
高木 分かんない。
真中 まあ王会長が育成の選手と会話をして励ましてくれるというのは大きいですよね。そしてこれが過去のウインターリーグでブレイクした選手との比較がこれ。
2018 村上宗隆 19試合 率.224 本4 点15 安13
2019 砂川リチャード 9試合 率.405 本3 点16 安15
真中 今年大ブレイクした村上選手も前年のウインターリーグが活躍してのことなんですよね。吉田選手も活躍してる。ですからここは登竜門というか、ここでしっかりも実績を積んで来季に飛躍と。
高木 砂川リチャードの打率が4割を超えているんで、ある程度どのボールでも対応してるのかな。この試合(11/29)の映像では変化球に脆さが見えましたけど。
真中 はいはい。
高木 ある程度はこなしてるのかなっていう感じの数字ですよね。
真中 ですね。井端さん、こういう機会に色んな経験を積むというのは大事な試合になりますかね。
井端 そうですね。特に分からないピッチャーを初めての対戦で打つのは難しいところがあるんですけど、その中で4割打ってるということは非常に自信にしていいんじゃないかと思いますし。
真中 そうですね。あの体、あのパワーでまだ育成の選手ですよ。
高木 あと3本のホームランで何か貰えるんでしょ。
真中 そうですね。あと半分くらい試合が残っているんでね。
高木 まあ王さんが何かあげるもんだから、そりゃ半端なもんじゃないでしょ。
真中 そりゃ色々とラインがありますから。
高木 まあそうですけどね。あと何試合残ってるんですか?
アナ あと9試合あります。
真中 ちょうど半分ですね。
高木 ちょうど届きそうだよね。
真中 ここは6本打ったら王会長が何をあげたのか豊さんに調べてもらいましょう。
高木 いや、俺がすんの?(笑)
真中 気になったのは豊さんですから、豊さんが調べといてください。
高木 まあ確かにね(笑)
アナ プロ野球ニュースにも情報を提供していただきたいと思います。
真中 はい(笑)
以上です。