2020年3月19日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2020 シーズン大展望SP』で横浜DeNAベイスターズの4番打者として期待されている佐野恵太について中日で監督をしていた谷繁元信、楽天で監督をしていたデーブ大久保、広島で監督をしていた達川光男、元中日の立浪和義がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ 谷繁さん、筒香の穴を埋めるということでオースティンもいますが、4番に佐野というのがいいじゃないですか。
谷繁 まあいいんでしょうけど、佐野も1年間試合に出続けたことがない選手ですからね。
アナ うーん。
谷繁 その試合に出続けたことがない選手が4番で出て、どれぐらいの数字を予想してんのかっていうところですよね。だから、いつまで4番で使い続けるのかなとは思ってます。
アナ なるほど。デーブさんは佐野についてはどうですか?
大久保 筒香のあとに4番でね。佐野もいいバッターですけど、本当に未知数な選手を4番に置いてどこまで使えんのっていう。やっぱりキツいと思いますよね。
アナ はい。
大久保 DeNAを上位予想をする人が多いということは首位争いする戦力があるという事じゃないですか。その中で4番を打たされたらね。1試合とか2試合なら記念で終わるけど、本当に4番で佐野がとなったら苦しくなると思いますけどね。
アナ 立浪さんは佐野の4番についてはいかがですか?
立浪 昨年から勝負強さもありましたからね。良くなってきたと思うんですけど、これレギュラーと考えると、また別問題だと思いますし。
アナ うんうん。
立浪 ただ、4番を打たせるんであれば、3番と5番がしっかりしていれば、まだ我慢できるとは思うんですけどね。
アナ なるほど。達川さん、「チームでこいつを4番でいく」となったら随分と神経も使いますよね。
達川 そうですね。新井(貴浩)なんかも堪えてくれと言ってから、山本浩二さんがいた監督室のドアを叩いて4番を外してくださいと伝えたのどあったそうですが。
アナ あぁ。
達川 だから、それぐらい重責がありますよね。
以上です。