2020年6月22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』で開幕3試合を振り返って未だにノーヒットの阪神タイガースの新外国人助っ人のジャスティン・ボーアについて片岡篤史、立浪和義、野村弘樹がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
アナ 阪神の開幕の3試合を見て、気になる事はありますか?
野村 僕が思うキーはやっぱりボーアだと思うんですよ(笑)
アナ はい。
野村 OB の片岡さんに聞きたいんですけど、ボーアはまだヒットが出ていません。
6/20 一ゴロ 二ゴロ 二ゴロ 見三振
6/21 遊ゴロ 中飛 二ゴロ 一ゴロ
12打数0安打 0出塁 3度満塁機に凡退
片岡 はい。
野村 彼は打ちますかね?
片岡 どの位の数字で打ったと評価するかですよね。
野村 ですから、タイガースの阪神ファンってどうしてもバースを考えてしまうじゃないですか。
片岡 あぁ。
野村 そこまではいかないにしても、ホームラン数であったり打点っていうところでかなりファンは期待すると思うんです。
片岡 今年は120試合ですから2割8分でホームラン 25本の80打点ぐらいやってくれればタイガースはかなりいいところで行くんじゃないですかね。
野村 打てますか?
片岡 期待しましょうよ(笑)
野村 そうですか(笑)
片岡 立浪さん、ボーアは練習試合から左投手に対してまだ安打がないんですよ。
立浪 そうですね。特にアウトコースに逃げて行くボールが苦手っていうところで、それをやっぱり「追い掛けてはいけない、振ってはいけない」っていうことで手が出ないですよね。
片岡 うーん。
立浪 逆に空振りを怖がらずに、どんどん振られた方が怖いですから。外国人選手で見てくるバッターはあんまり怖くないので。
片岡 どうしても凡打はセカンドゴロやファーストゴロが多いんですよね。
立浪 ちょっと当てただけのような凡打が目立ちますよね。特に低めのスライダーには当てただけという形になるんですけれども、その辺でタイミングが取れてきたら、そういう球にも手が出さずにバットも止まってくると思うんですよね。
片岡 はい。
立浪 あとは開幕カードで結果が出ないと焦りますから。4番で開幕したのに2試合で6番に下げたわけですからね。これもちょっと残念ですね。
片岡 その辺で阪神OBの私が気になるところで、今年はショートが北條と木浪、セカンドは上本と糸原、そしてキャッチャーは開幕3試合で先発3人(梅野、原口、坂本)違うキャッチャーが先発してるんですよね。
立浪 やっぱりセンターラインを固めていきたいですよね。
片岡 いい意味で競争というのもあると思うんですけど、その辺がこれからのタイガースの課題かなと思いますね。
立浪 そうですね。やっぱり競争はキャンプまでですよね。
以上です。