2020年6月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で先発したものの、2戦連続で勝ち星なしとイマイチな内容の東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹について元巨人の松本匡司、元南海阪神の江本孟紀、元ロッテの里崎智也がタレントの井森美幸と共に語っています。
井森 楽天が日本ハムに快勝でした。楽天は見事な攻撃でしたが、松本さんは何か気になるところはありましたか?
松本 やっぱり先発の松井裕樹のピッチングですね。先発に回ってから、前回同様でかわしていこうかなっていう感じで、今までの自分の持ち味が全然出てこないですね。
井森 なるほど。
松本 だからそういった意味で、もう一度気持ちを切り替えて、次の登板で期待したいなと思います。
井森 はい。では、江本さんは松井投手のピッチングをどうご覧なりました?
江本 松井の先発転向してからですけど、やっぱりもっとハードル上げないと駄目ですよね。先発はそんな甘いもんじゃないですよ。1イニングだけを投げるわけじゃないからね。
井森 はい。
江本 最低でも5回か6回以上は投げなきゃいけないと。それで最初の方で点をぽんぽこやられると、次の信頼を失うしね。
井森 はい。
江本 相当レベルの高いところに目標を持ってないと。先発で10勝以上しようと考えるなら、今日みたいなピッチングだとちょっと苦しいですよね。
井森 やっぱり先発投手としてリズムを作っていくと。
江本 そうそう。
井森 そして里崎さんはどうご覧になりましたか?
里崎 松井は先発になって、色々と学ばないといけない事も多いし、それで今回は2回目のローテーションじゃないですか。
井森 はい。
里崎 前回に比べたら躍動感がないかなっていうところもありますし。まあチームは勝ってるんで、首脳陣がチームとしての余裕をどこまで持って、松井の育ち具合を見てくれるかどうかが今後のポイントですよね。
井森 となると、次の登板に期待するってことですかね。
里崎 そうですよね。今、江本さんが言われたように、もう少し目標のレベルを上げていく、上の目標を持ってやっていくことが本人のためでもあると思いますね。
井森 はい。
以上です。