202079日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で52失点でプロ初黒星となった広島カープのドラフト1位ルーキーの森下暢仁のピッチングについて元横浜の斎藤明雄、元中日の立浪和義、元横浜の高木豊がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

稲村 DeNAに敗れた広島ですが、勝率5割復帰とはなりませんでした。

 

高木 明雄さん、森下が中10日のスライド登板の影響もあったと思うんですけど、初黒星でした。

 

斎藤 うん。プロ初登板の横浜スタジアムでのDeNA戦はいいピッチングしたんだけど、今日は体が重そうな感じでしたね。

 

森下の投球内容(いずれもDeNA戦)
6/21 7回104球 被安打4 奪三振8 四球2 失点0
7/09 5回122球 被安打8 奪三振6 四球4 失点2

 

高木 なるほど。

 

斎藤 今日のカーブなんかでも、プロ初登板の方がもっと抜けてたんですよ。今日はそのカーブが最後までいい感じで抜けないままいってしまいましたね。

 

高木 うんうん。

 

斎藤 真っ直ぐもベルトよりも高くて、ちょうどバットが出るところに投げてしまったかなというピッチング内容でしたね。

 

高木 なるほど。立浪さん、今日の調子はあまり良くなかったとはいえ、5回を2失点でした。

 

立浪 これはさすがですよね。今日は雨でマウンドの状態も悪かったでしょうからね。その中でよく粘りのピッチングをしたんじゃないかなと思いますね。

 

高木 前回の6/29のナゴヤドームでの中日戦の登板は見てました?

 

立浪 見てました。中日戦では真っ直ぐが本当に速かったですし、低めにも決まっていました。

 

高木 はい。

 

立浪 今日は立ち上がりにカーブをヒットされたというのでリズムを狂わされたのかなと思いますね。

 

高木 なるほどね。打者からするとそのカーブが邪魔になるボールですからね。

 

立浪 そうですね。

 

高木 そういう意味ではDeNA打線は1回対戦しているから、データであのボールを打っておけば「森下は苦しむ」と考えたDeNAの攻撃だったのかもしれませんね。

 

稲村 DeNA打線が上回ったということですね。

 

高木 そうですね。

 

 

以上です。

調子が悪くても5回2失点ですから上々です。
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