2020年7月31日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で先発し今一つの内容で自身3連敗となった東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大のピッチングについて元横浜の野村弘樹、元阪神ダイエーの池田親興、元中日の井端弘和がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
アナ 楽天は先発に則本投手を立てましたがロッテに敗れました。
野村 池田さん、則本はここ3試合で15失点です。
池田 そうですね。彼の良さというのは真っ直ぐでドンドン押していって抑えるというのがあるんですけど、まだ真っ直ぐがちゃんと行ってないような感じがあるんですね。彼のピッチング内容ではなくて、今一つ本調子ではないように感じますね。全体的にもっとコントロールがいいピッチャーなので、そのコントロールがあまりいい所に決まってないなと。
野村 うんうん。
池田 何かイライラしながら投げてるような気がします。
野村 やっぱり一番気になるのはストレートの球威ですか?コントロールですか?どっちですかね?
池田 やっぱり球威がないんでコントロールにも全部繋がってるのかなと思いますね。
野村 なるほどね。井端さん、ここ3試合の則本をどう見ますか?あんまり良くないんですが。
井端 そうですね。僕はそこまでピッチャーの事は分からないですけど、ここ何試合かはなんとなく投げてる表情があまり良くないですよね。
野村 うんうん。
井端 初回から顔が引き攣ってるというか、イキイキしてる感じが見えないように感じます。なんとなく自分でも思ったボールが行ってないのかなと思って投げてるんじゃないかなと思いますけどね。
野村 やっぱりピッチャーってボールが行ってないと力むからコントロールも悪くなるっていう悪循環がありますよね。
池田 則本って調子がいいのにピッチング内容が悪い時はもっと怒りを露にするピッチャーなんですけど、なんか表情が煮え切らないで「何だろうな・・・」っていう風に見えるんですよね。
野村 あぁ。
池田 だから井端さんの言う通りかもしれませんよね。
野村 なるほど。躍動感も含めてガっと来るものまだないように感じますよね。
池田 うん。まだ噛み合ってない感じがしますね。
野村 まあ、どっかで調子を戻してくるでしょうし期待しましょう。
以上です。