2020年8月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs東京ヤクルトスワローズ戦で先発し、自身5連勝となる5勝目を飾った横浜DeNAベイスターズの大貫晋一のピッチングについて元横浜の野村弘樹と中日で監督をしていた谷繁元信がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
今季5勝2敗 防御率1.86(8/14の試合終了時点)
自身5連勝!
アナ DeNAがヤクルトに快勝し、連敗を2で止めました。谷繁さん、この試合の熱視線はどちらでしょうか?
谷繁 ベイスターズの先発の大貫投手ですね。
アナ はい。
谷繁 自身5連勝を飾ったんですけど、見てもらったら分かるようにフォームにあまり力感がないんですよ。力感がないんですけど、ストレートもいい走りをしてましたし、変化球も低めに集めるというピッチングがこの5連勝の要因だと思います。
アナ はい。
谷繁 だから今は下半身と上半身のバランスがスゴくいいと思うんですよね。
野村 そして他に気になった点はありますか?
谷繁 はい。悪い点もあるんですよ。今日のヤクルト戦でいうと村上です。村上には通算でスゴく打たれてるんですよね。今日も2本打たれてるんですけど。
谷繁 大貫がこれから勝っていくためには、苦手なバッターが各球団に絶対にいると思うんですけど、それをなるべく少なくするという事が重要になってきます。やっぱりそれが常に勝てるピッチャーになるための条件になると思うんですよね。
野村 うんうん。
谷繁 それで今日も3打席目の村上のところで代えられてますから。だからそういう苦手なバッターがいなければ、代えられた場面でも続投してもう1人でも、もう1イニングでも長く投げられるピッチャーになれると思うんですよ。だからそういう苦手なバッターをこれからなくしていってもらいたいなと思いますけどね。
野村 その辺が今後の課題であると。
谷繁 そうですね。
以上です。