2021年5月3日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で1点ビハインドながらも9回表に登板し、見事に抑えてデビューから13試合連続無失点となった広島カープの守護神・栗林良吏について元横浜の平松政次と元日ハム阪神の片岡篤史がフジアナウンサーの黒瀬翔生と共に語っています。
今季13試合0勝0敗8S 防御率0.00(5/3の試合終了時点)
13試合連続無失点で新人タイ記録!
アナ 巨人に敗れた広島ですが、栗林投手がデビューから13試合連続無失点となり、ソフトバンクの甲斐野投手に並びました。平松さん、栗林投手の堂々たるピッチングをどうご覧になりました?
平松 13試合連続で抑えるなんて持ってるもんがスゴくないと。なかなか出来ないよね。
アナ はい。
平松 それと同時に佐々岡監督が栗林をドラフト1位で獲って、それをストッパーで使おうという、その目利きが見事だなと思いますね。
アナ その栗林投手の魅力というのはどの辺なんでしょうか?
平松 もちろんボールが速い、コントロールもいい、そしてキレのあるフォーク。どれを取ってもストッパーに必要な要素ですよね。
アナ なるほど。片岡さん、そうなるとバッター側からすると栗林投手から点を取るのは大変ですね。
片岡 そうですね。平松さんが言われたように三振が取れるというのが素晴らしい。栗林投手は落ちるボールで空振りを取れる事が強みだと思いますね。あと今は怖いもの知らずで来てますんで、次に点を取られた後ですよね。
アナ はい。
片岡 そこに僕は注目してるんですけど、今見ている限りはキレあるフォークボールはなかなか連打で得点するのは難しいピッチャーだと思うんですよね。
アナ デビューから1ヵ月ほど経ちましたけど、バッターサイドもなかなか攻略できていない状況ですよね。
片岡 なかなか強い打球が前に飛ばない球質だと思いますし、特に真上から投げる角度というのが最近のピッチャーにはないストロングポイントでもあるんじゃないですかね。
アナ なるほど。栗林投手はこの記録をどこまで伸ばすのか、そしていつどのチームが攻略するんでしょうか。
以上です。