2022年5月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.阪神タイガース戦で9回完全投球で10回表にヒットを打たれたものの完封勝利を飾った中日ドラゴンズの大野雄大について、そして阪神の先発をしていた青柳晃洋について元横浜の野村弘樹、元ソフトバンクの松中信彦、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの磯山さやかと共に語っています。

 

大野のヒーローインタビューの一部

大野 青柳投手がスゴいピッチングをしてたんで、1点勝負のゲームやなと思いながら投げてたんで。もちろん走者を出していないことも気付いていましたし、とりあえず先頭を切って投げていこうという気持ちで投げてました。9回投げ終わった時に監督に「もうええか 代わるか?」と言われたんですけど、ちょっと悩んだんですけど、柳やったら絶対に「投げる」って言うやろなと思ったんで、僕も「投げます!」って言いました(笑)

 

 

大野を語る

この日の大野の投球内容
10回120球 被安打1 奪三振5 四球0 失点0
今季2勝3敗 防御率2.72(5/6の試合終了時点)
9回まではパーフェクトピッチング!

 

磯山 中日が阪神に劇的なサヨナラ勝ちをしましたが、両先発投手が素晴らしかったんですけど、大野投手は途中から緊張のピッチングでしたね。

 

真中 そうですね。見てるこっちが緊張するし、大野の気持ちからすると1点取ってほしいんだろうなという気持ちが伝わってきてね。野村さん、今日の大野の内容はどうでしたか?

 

野村 もう文句なしでしょ。

 

真中 そうですねぇ。

 

野村 9回完全を記録として付けてあげたいですよね。まあ、見事なピッチングでしたね。非常に集中力もあったでしょうし。9回までにドラゴンズ打線は何とかならんかったのかというところですよね(笑)

 

真中 そうですね。松中さんはどう見てますか?

 

松中 素晴らしいですし、やっぱり野手はパーフェクトなのでエラーもしてはいけないというね。でも点数も取らないといけない。そういう中で得点できれば良かったんでしょうけど、次こそ野手が得点を取って勝たせてあげるんじゃないですかね。

 

真中 今日の試合は大野投手よりも守っている野手の方が緊張したかもしれませんよね。

 

松中 あるでしょうね(笑)

 

 

ここから相手の青柳について

 

この日の青柳の投球内容
9回1/3 109球 被安打5 奪三振6 四球2 失点1
3勝2敗 防御率0.75(5/6の試合終了時点)
悔しい完投負け 最後に力尽きる

 

磯山 あと阪神の青柳投手も本当に素晴らしかったと思うんですが。

 

真中 そうだね。大野選手ばっかり取り上げてるけど、青柳選手も完投負けですからね。野村さん、青柳選手もいいピッチングでしたよ。

 

野村 完璧ですよ。今の時代は分業制や球数制限がある中で、両チームのエースが先発で10回にもマウンドに上がって勝敗を付けられるというのは僕はやっぱり嬉しかったですね。

 

真中 そうですね。

 

野村 これぞエースという投げ合いを見せてもらいました。

 

真中 9回表の打席も青柳が立って、最後までいくんだなっていうね。今ではあまりないシーンですからね。

 

野村 今の野球ではなかなか考えられないですからね。

 

真中 ですねぇ。両投手共に素晴らしいピッチングでしたね。

 

 

以上です。

9回パーフェクトで延長で打たれたのは西口以来らしい。
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