2018年7月5日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.オリックス戦でようやく今季初勝利をあげた千葉ロッテマリーンズの唐川侑己について元中日の谷沢健一、元横浜の平松政次、同じく元横浜の斉藤明雄がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。

 

【この日の唐川の投球内容】

6回87球、被安打5、奪三振2、四死球3、失点2

今季1勝3敗 防御率5.48 (7/5の試合終了時点)

 

【唐川のヒーローインタビューの一部】

唐川 今年、4試合目にして初勝利だったので素直に嬉しいです。まだまだチームも巻き返せると思いますし、それに少しでも貢献したいと思っています。

 

 

アナ 今日29歳の誕生日を迎えたロッテの唐川投手が今シーズン初勝利をあげましたね。

 

谷沢 あまり嬉しそうじゃなかったね。

 

アナ そうですね。ちょっと。

 

谷沢 今シーズン、今日が初勝利でしたからね。

 

アナ この時期にということがあるんですかね。唐川投手の投球についてどうでしたか?

 

谷沢 これは明雄さんがよく知っているからね。

 

斎藤 フフフ(笑)

 

谷沢 唐川はここまで勝ち星なし。

 

斎藤 はい。まあ、球威こそはあるんですけど、ちょっとコントロールが去年あたりから悪くなっているのかなという感じがしますよね。そして、カーブを投げて打ち取る場面もありましたけど、緩急を付けるためのカーブがちょっと速くなっている。

 

谷沢 うん。

 

斎藤 もう少し大きく曲がるカーブを投げていたと思うんですけどね。私がロッテのコーチやっていた時に唐川はいっつも6回がギリギリなんですよね。

 

谷沢 うんうん。

 

斎藤 100球を超えるとちょっとしんどくなるので、いかに球数を少なくして6回をもたせるかなという感じのピッチングだと思うんですよ。

 

谷沢 うーん。今日なんかはもっといけるはずのピッチングなんだけどね。

 

斎藤 どうしても3回り目で100球近くなってくるとスライダーも甘くなってくるし、もともとシュートボールがないので、そのへんで難しいのかなという感じがしますよね。

 

 

谷沢 平松さん、そのへんの課題というのか、壁を越えていくというのをね。

 

平松 うん。

 

谷沢 そのへんは何がポイントになりますかね?

 

平松 やっぱり、斉藤さんお言われていましたけどコントロールだと思いますよ。コントロールがないと自信に繋がっていきませんのでね。まあ、そこら辺の事をとにかく練習中に自分が投げたい所にキッチリと投げていかないと。もうスピードがないんですから。甘く入ったらやられますしね。

 

谷沢 うん。

 

平松 フォーム的にもバッターからすればキレイなんで、合わせやすいですから、コントロールが甘くなったら打たれるぞというのを頭に入れながら。

 

谷沢 うん。

 

平松 そういうピッチングをしていかないと長くは勝っていけないですね。

 

谷沢 もうちょっと安定していかないとね。

 

アナ なるほど。

 

斎藤 性格的に大人しいから、あんまり気持ちが出ないんですよ。

 

谷沢 うん。

 

斎藤 内心では強いものを持っているんですけど、いざゲームになると冷静に冷静にというタイプなんですよ。

 

谷沢 ちょっと言っとかないといけないな。同じ千葉県出身だからね。

 

斎藤 もうちょっと喜怒哀楽を出していいのかなあと思うんですけどね。

 

谷沢 そうそう。成田高校で甲子園に行っていいピッチャーだったんですよ。

 

アナ そうなんですね。

 

谷沢 『だった』って言ったらいかんな(笑)

 

一同 (笑)

 

 

以上です。

7月に初勝利だと遅すぎますね。唐川は大人しそうな顔をしていますよね。冷静ということもあるんでしょうけど。

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