2018年8月14日にサンテレビで放送された阪神タイガースvs.広島カープの試合の5回表の場面でキャッチャー梅野隆太郎のリードが岡田彰布に疑問視されています。完全にそのままの喋りで再現していますのでご了承ください。
【状況】
この日の先発は岩貞。
スコアは1対1で5回表ノーアウトランナー2塁でバッターは石原。
カウントは1ボール1ストライクから。
岡田 このカウントでインコースやと石原なんかはキャッチャーやからヤマ張って打ってきますよ。
3球目は梅野がインコースを構えてストレート要求でファール
カウントは1ボール2ストライク
岡田 おーん。ヤマは張ってないですねぇ。今の打ち方を見ると右に打とうとしているんで、ここからやったらインコースに突っ込んでも大丈夫ですね。
アナ はい。
4球目はインコースに構えるが逆球のボールになるスライダーで石原は見逃す
カウントは2ボール2ストライク
5球目はインコース要求のストレートをファール
カウントは2ボール2ストライク
岡田 2塁ランナーを3塁に行かせたくないリードは無理にしない方がいいですね。
6球目はインコース要求のストレートをまたもファール
カウントは2ボール2ストライク
岡田 石原も一発ヤマを張らないですね。キャッチャーやのにね。普通やったらあそこは強引に引っ張るような打ち方するんだけど、あくまでも右に打とうとしてるね。
アナ はい。ランナーを何とか進めようという意識ですか?
岡田 そうそう。
7球目インコース要求のスライダーをファール
カウントは2ボール2ストライク
岡田 今のもちょっとおっつけ気味やもんねぇ。
アナ はい。ですから、タイガースバッテリーもインコースを要求すると。
岡田 うん。ああいう打ち方するからインコースにいきますよね。
アナ はい。
岡田 だから、結局、2塁ランナーを3塁に行かせたくないから、ああいう攻めになるんですけど、これ普通はバッターなら逆を考えるけどねぇ。石原なんかは特にキャッチャーだからね。普通なら左足を開いてバーッとインコースを狙うよね。
アナ はい。
岡田 レフトにヒットを打ってもいいんだから。
8球目にアウトコースのストレートを要求しセンター前ヒットを打たれる。
岡田 ね。こうなるんですよ。結局、梅野も辛抱しきれんかったねぇ。あのスイングしてんのに外の真っ直ぐはダメですよ。
アナ うーん。最後は外の真っ直ぐ。
岡田 何であそこに真っ直ぐいくかな(苦笑) あんなスイングしてるのにねぇ。僕やったらベンチでめちゃくちゃ怒ってますよ。
アナ そうですか。
岡田 どこ投げてんねんって。梅野ってあんまりバッターのスイングを見てないのかな? 今までもけっこうそういうことがあるんですよね。
アナ はい。
岡田 これこっちを狙ってんのに、何であの球でいくのかなあというのがね。
アナ うーん。
開幕当初に古田と下柳にもリードを疑問視されていました
以上です。
これは岡田が正しいです。あのスイング見てたら普通は相手の意図を感じるでしょうよ。