この日の高校野球、夏の甲子園、大会14日目の準々決勝で2発のホームランを打った大阪桐蔭高校の4番・藤原恭大のバッティングについて2018年8月18日にフジテレビ放送された「SPARK」で立浪和義が、テレビ朝日系で放送された「熱闘甲子園」では古田敦也がアナウンサーと共に語っています。

 

まず立浪が『SPARK』で語った藤原君の技術

 

アナ 大阪桐蔭と言えば、今日2本のホームランを打って大活躍をした藤原選手。立浪さんから見てどうですか?

 

立浪 素晴らしいの一言なんですけど、やはり左バッターでインサイドを捌けるというところ。1本目のホームランがそうなんですけど、彼のいいところはバットがトップの時に背中の方に入らない。

 

アナ はい。

 

立浪 懐が深いので、下半身を回していけば、体にバットが巻き付くような、そういうバッティングができるんですよね。だから、木のバットになっても十分すんなりと通用するんじゃないかと思います。

 

立浪編は以上

ここから『熱闘甲子園』で古田が語ったことになります

ヒドロ歩と共に語っています。

 

 

ヒロド 第1試合は大阪桐蔭の強さが際立ちましたね。

 

古田 そうですね。なかでも強烈に印象に残ったのが4番の藤原君ですよね。お話を聞いてきたのでこちらをご覧ください。

 

【古田が藤原君にインタビュー】

古田 ナイスバッティングでした。

 

藤原 ありがとうございます。

 

古田 特に5回のライトへのホームラン。なかなか難しいコースだと思うんだけど。

 

藤原 やっぱり、内角攻めをされていたので、内角一本に張って思い切り振り抜いたので良かったと思います。

 

 

インタビューは以上

 

 

古田 内角の球を狙っていたという話だったんですけど、この布石になる1打席目と2打席目があったんですよね。

 

ヒロド はい。

 

【その映像を見ながら話します】

古田 まず第1打席なんですよね。そして、投げるのは浦和学院のエースの渡邊勇太朗君。打ったのは初球の内角の148キロの速球で詰まらされたショートゴロ。

 

ヒロド はい。

 

古田 第2打席目もどんどんインコースにいくんですよね。そして、4球目を打って内野安打になったんですけど、完全にどん詰まりってやつですね。(※1球目は内角のストレートを見逃してストライク、2球目はスライダーをファール、3球目は外に抜けた完全にボール球、4球目は内角のストレートを打ちにいきボテボテのゴロ)

 

ヒロド はい。

 

古田 ここまでの打席では自分のバッティングが出来なかった。ということで、第3打席は狙っていたんですよね。狙っていたから打ってしまうという技術も高いんですけど、この内角の速球をホームランにしてしまう。このへんが4番の意地と言いますかね、責任と言いますかね。レベルが高くて同じ失敗をしないと思いましたね。(※ちなみに打ったのは内角の148キロのストレート)

 

ヒドロ 打たれてしまった浦和学院の渡邊君は「自信のあるボールを打たれてしまったので、仕方ない」と話していましたね。

 

 

赤星が小園君について語っています

赤星が根尾君について語っています

 

 

以上です。

元プロはあの内角打ちに目がいくようです。2人とも148キロの速球をホームランにした打席を注目しました。

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