2018年9月22日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦の第4打席に2ベースヒットを放ち2000本安打達成となった千葉ロッテマリーンズの福浦和也について横浜で監督をしていた大矢明彦とヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの大村崑と共に語っています。
プロ25年間の成績
2234試合 打率.284 (7035打数2000安打)
本塁打118 打点935
アナ 福浦選手の道のり。今シーズンはソフトバンクの内川聖一選手に次いで2人目の2000本安打ということになりました。大矢さん、数字で見ていても決して楽な道のりではなかったと思います。
大矢 そうですね。僕は2000本まではいかないだろうなと思っていました。
アナ はい。
大矢 それは本人の頑張りですよね。野球を続けなきゃという気持ちが2000本まで来させたと思うんですね。
アナ はい。2010年からはなかなか年間安打数が100本に届かないという茨の道も歩み続けたそんな福浦選手でした。2001年に首位打者にもなり、そして2010年にはベストナインにも選ばれた福浦選手です。大矢さん、改めて40歳を超えての偉業達成というのは本当にスゴさ、苦労というのが伝わってきます。
大矢 うん。まあ、簡単にはそういう風に言うけどね。
真中 フフフ(笑)
大矢 自分の体調と相談しながら野球を続けていくというのは、年を取れば取るほど大変なんですよ。
アナ はい。
大矢 だから、この2000本という目標、そして夢を捨てずにここまで頑張ってきたということにものすごい価値があると思いますね。
アナ はい。真中さん、42歳9ヵ月での達成ということになりました。
真中 そうなんです。ここ4、5年はちょっと1軍と2軍を行ったり来たりしていたんで、大矢さんの話じゃないですけど、本当に心が折れそうなときも一杯あったと思うんですよね。そんな中で今日の2000本は本人もそうですし、ロッテファンの皆さんも本当に嬉しいでしょうね。
アナ はい。
真中 一番終盤の200本を苦しんだ選手なんじゃないかと思うぐらいの2000本でしたね。
アナ 真中さんは福浦選手との思い出というのは何かありますか?
真中 僕がプロの世界に入った頃にちょうど福浦も2軍にいて、僕もけっこう2軍にいたんで、いつも福浦はファーストを守っていたんですよ。
アナ はい。
真中 福浦のようなタイプのバッターでファーストとなるとなかなか1軍に上がれないですよね。ホームランをそんなに打つわけじゃないので。
大矢 うん。
真中 そんな中で1軍に上がってやっていくというのは、アベレージと勝負強さがないとファーストでは普通外国人とかホームランバッターがいるなかでファーストで出なくちゃいけないので、そういった意味では本当に勝負強いバッターだと思いますね。
大矢 あと、井口監督が今年何とか2000本を達成してもらおうと思って、福浦を上手に使っていましたよね。
真中 そうですよね。
大矢 そこはスゴく有り難かったと思うね。
アナ 2000本目も2塁打での達成でしたね。
大矢 らしさが出た2塁打でしたよね。
アナ 本当におめでとうございます。
色んな解説者がカウントダウン的に語っています
以上です。
すぐに決めて良かったです。