2017年にフジテレビで放送されたスポーツ番組「THE NEWS α」のスポーツコーナーで100人が選んだナンバーワン 走塁部門を紹介されています。ナレーターと選手の語りと共に進行します。
走塁部門 第3位
福田永将 いつの間にか二塁に行ってるし、いつの間にか三塁に行ってるので。
石川泰雅 バッターじゃなくてランナーの方が気になるので。
梶谷隆幸 あいつ何かしでかすでしょ。チョコチョコチョコ・・・。嫌だもん、やっぱ守ってて。京田君。
3位は中日の京田陽太(10票)。ルーキーがランクしたのは7年続く100分の1史上で初の快挙。京田が放った新人安打記録2位の149安打のうち内野安打が39本と武器はその脚力。ルーキー離れしたその走塁記録はプロの先輩たちの舌を巻きました。
それは8月17日のDeNA戦。1アウト1・2塁の場面。2塁ランナーは京田。
打者がセカンドゴロで1塁走者が2塁封殺されるが少し送球がそれて倉本が倒れ込んで背中を向けた映像が流れる
宮崎 倉本がちょっと転倒する形で背中を向けたときがあったんですけど、背中を向けているのを見た瞬間にサードからホームまで走って行っちゃったんで。サード来てちょっと止まったんですけど、背中を向けてるのを見た瞬間にホームまで帰っちゃったみたいな感じだったんで。
走塁部門 第2位
石川雅規 足を警戒された中で走ってきますし。
山崎康晃 出したくはないし、ヒットも打たせたくないし。出来れば対戦したくないですけどね(苦笑)
菅野智之 次の塁に行く勇気を持っているというか、失敗を恐れていないというか。広島の田中広輔は凄いですね。
2位は自身初のタイトル。盗塁王を獲得した広島田中広輔(11票)。田中の怖さは失敗を恐れない強いメンタル。今シーズンにマークした35盗塁のうち1点差以内の場面で22盗塁を記録。ミスが許されない場面でも臆することなくスタートを切れることが脅威となっていました。
丸佳浩 ベース回り、判断、スライディング。トータルで見たら広輔うまいですね。僕だ打ったときに打点を付けてくれているんで、それは感謝しています。
1位の発表!その前に5位にランクインしたのはなんと40歳の大ベテラン。
京田陽太 ホームへのヘッドスライディングとか。
40歳ながら6票を集めたのが中日荒木雅博。
山田哲人 ホームへのヘッドスライディングとか。僕とか怪我しそうで出来ないです。怖いです。技術があるんで、多分怪我しないっていう自信もあると思うし。僕にはそういう技術がないんで出来ないです。
高い技術に豊富な経験値を兼ね備えた荒木は若きスピードスターたちから賞賛の嵐となりました。
走塁部門 第1位
岸孝之 塁に出すと常に走られたんじゃないかなと思いますし。
山岡泰輔 一塁にいると盗塁。二塁にいると1本で帰られるんじゃないか。三塁だとゴロの瞬間に1点を取られる・・・。
鈴木大地 内野手泣かせの最悪な選手です。
柳田悠岐 遥輝、遥輝、遥輝です。
第1位は2年連続で日本ハムの西川遥輝(30票)。今年は2位に20票近い差を付け見事に連覇達成。
秋山翔吾 西川くんがセカンドランナーにいたときはよっぽどのケースじゃない限りはホームで刺しにいくのは難しいことなので諦めさせるのも走塁の力だと思いますし。
更にオリックス金子からはこんな俊足エピソードが。
金子千尋 角中くんがランニングホームラン打ったじゃないですか。あれ、西川遥輝だからこそのランニングホームランだったと思うんですよね。逆に。
それは9月14日のロッテ戦。バッターは角中。
左中間のセンターフライで西川は俊足を飛ばして落下地点まで行って捕球したかに見えたが、かなり悪い体勢だったのでボールをこぼしてしまうシーンが流れる
完璧に届いた打球は無常にもポロリ。そして、角中は一気にホームへ生還。
金子千尋 これは抜けるだろうなっていう当たりを上手く捕るんですよね。西川遥輝だからこそ追いついてしまったと思うんですよ。逆に。
速すぎるが故のハプニングがありながらも西川が見事に連覇達成。
西川遥輝 僕がセンターを守っている以上、期待されるのはそういうところだと思うので。誰も追いつけない球を追いつけたり。あとは球際というところでボールを離さないように。(あのランニングホームランは)今年一番の衝撃だったと思います。
そんな西川が選ぶ今年のベスト走塁は。
西川遥輝 三塁に盗塁したんですけど、それも三塁に盗塁したのも今年1つでヘッドスライディングも初めてだったので。それが自分の中ではすぐに浮かんだ盗塁だったと思います。(2017年6月16日のヤクルト戦)
選手 | 票数 | |
1位 | 西川遥輝 | 30 |
2位 | 田中広輔 | 11 |
3位 | 京田陽太 | 10 |
5位 | 荒木雅博 | 6 |
以上です。
西川は速すぎる。