2019年3月7日にBS1で放送された『MLB×プロ野球』で日本でオープナーは定着するのかどうか。岩村明憲、黒木知宏、小早川毅彦がフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。
もくじ
オープナーとは
オープナーとは終盤で投げるはずのリリーフ投手が先発に回り、本来先発を務める投手に後を引き継ぐ手法。2018年シーズンにこれを採用したタンパベイ・レイズは5年ぶりに90勝に到達し話題を呼んだ。
この話が始まる前にメジャーではどうなるかが語られています
アナ 今後、日本のプロ野球界でオープナーが広がっていくのかを考えていきます。このオープナーに関して、日本ハムの栗山監督は「前例にとらわれないチーム作りをしたい」と。そして巨人の原監督も「ないとは言い切れない。経験することが大事」だと肯定的な意見があります。では、皆さんに伺います。日本でもオープナーは広がりそうですか?広がらないですか?では、まずは岩村さんお願いします。
岩村明憲の見解
岩村 はい。日本には『谷間の先発』という言葉がありますよね。
アナ はい。
岩村 先発がちょうど空いた所にファームの選手が上がってくることがあるんですけど、その言葉がある以上、なかなかオープナーを採用するのはどうなのかなっていうのは正直感じています。なので自分としてはないのかなと。
アナ あぁ。
岩村 谷間の先発がオープナーの替わりみたいなものでしょうし。
アナ 現状は広がらないと。
岩村 ただ、それは日本とメジャーの連戦の違いが大きな意味を持っています。
アナ 確かに連戦の数が違いますもんね。
岩村 はい。
黒木知宏の見解
アナ では、黒木さんはどうでしょうか。広がる、広がらない。
黒木 はい。今年やるチームが出てくると思います。
アナ はい。
黒木 それで色んな数字を見て、チームと選手の全体がハッピーな状況になるのであれば広がっていく感じがします。
アナ うーん。まだ色んな条件面も含めて、整理されていないところがたくさんありますもんね。
黒木 そうですよね。その辺りも選手としっかりとコミュニケーションを取って、ちゃんとそれに対する評価もしてあげないといけないと思いますね。
小早川毅彦の見解
アナ 小早川さんはいかがでしょうか?
小早川 はい。私は結論から言いますと、広がらないと思います。
アナ ほー。
小早川 非常事態のオープナーというのは年に1試合か2試合あるかもしれませんが、今シーズンから登録選手が28から29になりましたよね。登録枠も一つ増えて、日本のプロ野球は余裕も出てきたので、このオープナーというのはなかなか広がりにくいんじゃないかなと思います。
以上です。
広まらないような気がしますが日ハムはガンガンやりそうですね。