2019年4月20日に日本テレビで放送された『Going Sports & News』で163キロピッチャー、岩手県大船渡高校の佐々木朗希くんを赤星憲広が打者目線で分析しています。番組MCの上田晋也と共に語っています。
上田 赤星さん、今日は10代のアスリート特集をしているんですけど、高校野球も含めて注目なさってるのはどなたですか?
赤星 この前も紹介したんですけど、岩手県大船渡高校の佐々木朗希投手。163キロを投げましたけど。
上田 いい直球投げるわ。
赤星 今日は打者目線で彼の良さを話したいんですけども。
上田 えぇ。
赤星 打者というのはある程度、投手のモーションに合わせてタイミングを取るんですね。
上田 はい。
赤星 それで佐々木投手は全然力みがなく、ゆったりしたフォームで投げるじゃないですか。
上田 はい。
赤星 しかし最後のリリースの瞬間の腕の振りというのがかなり速いので、このゆったりとしたモーションにタイミングを合わせてしまうと、大体のバッターが差し込まれるんですね。
上田 なるほど。
赤星 映像を見ると分かるんですけど、スピードで空振りさせているというよりも、このゆったりとしたフォームに合わずに空振りしているバッターか多いんですよね。
上田 ほぉ~。
赤星 だからこれっていうのはかなりの武器ですし、夏の甲子園がこれからまたありますけど。まだプロにも入ってないですけどスゴく注目ですよね。
上田 江川さんがゆったりとしたフォームからドーンっと。
赤星 そうですよね。
上田 だから、あれでもうこれはタイミングが合わないというね。
赤星 やっぱりキレだけじゃなくてタイミングというのが野球ではスゴく大事なことなので、佐々木投手はタイミングを合わせるのがスゴく難しいピッチャーかと思いますよね。
上田 くれぐれも故障だけ避けてほしいですよね。
赤星 はい。そう思いますね。
3年身長190センチから投げるストレートは最速157キロ
中学校時代からの同級生と甲子園を目指したいと
数々の名門校からの誘いを断り大船渡高校に進学
以上です。
夏の甲子園で負担にならない程度で投げるところ見たいです。