2019年5月5日にTBSで放送された『S☆1』でこの日の埼玉西武ライオンズVS.東北楽天ゴールデンイーグルスの試合を野村克也がぼやき解説しています。
もくじ
試合前
野村 令和元年。ますますぼやきますよ。年代が変わろうが何しようが野村のぼやきは健在です。
こどもの日の試合
野村 子供が多いからな。子供に夢を与えるような「僕も将来はプロ野球選手になるんだ」っていうものを伝えていかなきゃね。
1回裏
野村 彼は常に首位打者の候補じゃないかな。無理なバッティングをしない。素直なバッティングをしている。ポールに逆らわず、バッティングの基本みたいに好球必打。俺は秋山のファンだよ。
2回表
野村 ハハッ。体ばっかり振って、バットが振れてないじゃん。2人もランナーが出てるのに罰金だよ。
4回裏
野村 問題は追い込んで嶋がどういう要求したかだよね。選球眼が悪いバッターほどキャッチャーとしては対処しやすいバッターはない。ボール球で誘って誘って追い込んで、何で決め球が真ん中なのか。ストライクのコースは1球しかいらないよ。野球とは1球の重みのスポーツだな。
6回裏
野村 嶋が悪い。怖がりなんだよ。外角中心にボールを集めるのがピッチングの基本なんだけど、それを生かすために内角を投げるわけで。「内角に投げてくるんじゃないか」と思わせて外角勝負しないと。困ったら外角低めというのを教え過ぎたかな?外角一辺倒だから。ボーッと野球してんじゃないよ。
西武先発の今井は好調
野村 配球的には大きいカーブと小さいスライダー。これを上手く使って追い込んで、ストレートを慎重に、カーブとスライダーは低めにという、基本的な考えを忠実に守っているんじゃないかという内容のピッチングですね。
最後にノムさんから嶋へエール
野村 嶋は非常に頭のいい選手なんですよ。だからキャッチャーには向いてるんだけど。まあ彼はこれから間違いなくコーチや監督になっていくような人材だと思うんだけどね。期待するから辛口になってしまう。
以上です。