2019719日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で9回あと3人で完全試合達成でしたが四球を出してヒットも打たれ失点もしてしまった東北楽天ゴールデンイーグルスの美馬学について横浜で監督をしていた大矢明彦、元中日の谷沢健一、元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。

 

美馬のヒーローインタビューの一部

美馬 いやぁ、やっちゃうんじゃないかと思ったんですけど() ちょっと9回はプレッシャーだったかなと。でも本当に9回を投げ切れたのは皆さんのおかげです。ありがとうございます。序盤はずっと中継ぎのピッチャーに助けてもらっていたので、後半はしっかりと先発ピッチャーが頑張って上位にいけるようなに頑張っていきたいと思います。

 

 

大矢、谷沢、高木豊が語る

この日の美馬の投球内容
9回117球 被安打2 四球1 失点1
今季6勝3敗 防御率3.76(7/19の試合終了時点)

 

アナ 豊さん、今日の試合の美馬投手は完全試合までもう少しでした。

 

高木 夢を見ましたけどね。

 

アナ あと3人でした。

 

高木 うん。大矢さん、改めて美馬は素晴らしかったですよね。

 

大矢 もう内容に物凄く安定感があって、相手のバッターを攻め込んでアウトを取ってましたよね。ゴロアウトをたくさん取っていたのが目に付いた抜群のコントロールでしたね。

 

高木 ただ、89回の顔つきが立ち上がりの顔とは全然違いましたよね() もう引きつっているように見えたんですよ。

 

大矢 変わって当たり前ですよ() なかなかあることじゃないもん。

 

高木 まあそうですけどね() でも、大矢さんがマスクをかぶってて、ある程度のところまでいったとか、ノーヒットノーラン目前とかの経験もあると思うんですけど、やっぱりキャッチャーは緊張するもんなんですか?

 

大矢 そりゃ緊張しますよ。7回ぐらいからやっぱり何とかアウトを取らなきゃという気持ちが強くなりますからね。

 

高木 谷沢さん、後ろで守ってる野手はこんなことになるとイヤですよね?

 

谷沢 自分のところにボールが飛んで来たらどうしようかな()

 

高木 本当にそうですよね() 野手は待ってる身ですからね。

 

谷沢 浅村の好プレーといい、サードの村林のダイビングキャッチとかいい雰囲気でしたよ。完全試合をやるにはもってこいのシチュエーション。やると思ったね。

 

高木 大矢さん、やっぱりプレッシャーで出来なかったんですかね?

 

大矢 フォアボールを出しちゃったのが本人の中で「やっちゃった」というのがありましたね。

 

高木 ちょっと糸が切れましたかね。

 

大矢 そうそう。

 

谷沢 あそこは大事にいきすぎたね。

 

大矢 うん。7回にフルカウントからサインに首を振って真っ直ぐでいったんだよね。

 

谷沢 うんうん。

 

大矢 ところが9回はカットボールで投げミスしたんだよね。だから、ど真ん中に投げ込んじゃえば良かったんだよ。

 

高木 はい。まあいい経験したと思いますよね。まあ次に頑張ってほしいと思います。

 

 

以上です。

惜しかった。
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