2019年8月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs東京ヤクルトスワローズ戦で先発したものの6回126球で4試合勝ちなしの横浜DeNAベイスターズのドラフト1位ルーキー上茶谷大河について元横浜の野村弘樹と斎藤明雄がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
今季6勝5敗 防御率4.13(8/27の試合終了時点)
チームは連勝中も4試合勝ちなし
アナ DeNAがヤクルトに勝ったんですけど、上茶谷投手はちょっと勝ちが遠のいてますね。
野村 そうですね。斎藤さん、今日は6回で126球でした。多分、自己最多の球数だと思うんですよね。
斎藤 そうですね。まあこれぐらい投げたら完投しなきゃいけない球数ですよね。
野村 今日見ててどう思いますか?
斎藤 最近は勝ち星がないから力んでるような感じもするし、投球フォームが流れで投げてしまってる。ランナーがいないときでも軸足に乗ってる時間がちょっと短い。だからコントロールがつかない。
野村 うんうん。
斎藤 もともとコントロールのいいピッチャーが6回で126球も投げるというのはないと思うんですよ。
野村 はい。
斎藤 だから早いカウントで勝負できていないと思いますね。それで雄平にホームランを打たれたフォークボールでももっと落ちなきゃおかしいんですよ。自分の中では体を揺すって投げてるから落ちてるつもりなんだけど、バッターからするとインローにスーっと来たチェンジアップのような感じで打ち込まれたかなと。
野村 あとは今日の調子を抜きにしてやっぱりチームは優勝争いをしている状況だったりで色々あるじゃないですか。
斎藤 はい。
野村 そういうのも含めて慎重に投げるということで球数が増えているというのも考えられないですかね?
斎藤 それもあると思うんですけど、この時期に優勝争いしているチームのベンチからすると上茶谷を試してないと思うんですよ。
野村 まあそうですよね。
斎藤 だからなんとか早く立ち直れということで6回まで無理に引っ張ったのかなという感じがしますね。もうラミレス監督の性格だと5回で降板している可能性もありましたよ。
アナ 大事な時期なので頑張ってほしいですね。
野村 そうですね。
以上です。