2019年9月24日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦に勝利し、2位の福岡ソフトバンクホークスがまけたため2年連続の優勝となった埼玉西武ライオンズについて元南海阪神の江本孟紀、元近鉄西武の金村義明、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
率.266 本173 盗134 得755 防4.33 失388
打率・盗塁・得点はリーグトップ、本塁打は2位
防御率・失点はリーグワースト
アナ 西武がロッテに勝利して、ソフトバンクも負けたので優勝ということになりました。
野村 2連覇を決めました。金村さん、まあやっぱり打線ですよね。大一番で打線が爆発。やはり今日は気迫かありましたね。
金村 今日は当然気迫に満ち溢れていましたけど、シーズン通してですよね。浅村が抜けてもその穴が十二分に埋まりましたし、中村おかわり君が4番を奪い返したという、凄まじいバッティングを見せてくれましたよね。
野村 120打点ですからね。
金村 驚きました。
野村 江本さんはいかがですか?
江本 いや(笑) 投手成績がリーグワーストでそれを凌ぐ打線がありましたよね。普通ならこうはいかないけどね。
野村 いかないですよね。
江本 まあ半端じゃない打線ですよね。
野村 あとは足を使える選手が多いというのもありますよね。
江本 うんうん。
野村 あと今日の試合を振り返ると先発のニールです。
6月20日から11連勝(外国人最多タイ)
江本 そうそう。ピッチャーが悪い中でゲームを作れる先発ですよね。まあこのニールで西武の投手陣はなんとかなったわけですよね。何連勝した?
野村 今日で11連勝しましたね。
江本 11連勝か。これはよく考えてみたらスゴいよね。
野村 貯金が10個ですからね。
江本 投げてるボールはアメリカから来たピッチャーらしいグニャグニャのボールですけど。
野村 はい(笑)
江本 こういうピッチャーは打ちにくいよね。
野村 まあ細かく動きますしね。
江本 まあそこに持ってきてリリーフも頑張ったしね。
野村 まあブルペン陣でいうと平井ですよね。
江本 まあピッチャーがあんだけ崩れたらリリーフの出番が多くなるよね(笑)
野村 金村さんは投手陣をどう見てますか?
金村 もう弱いのは分かってますからね。このニールの11連勝というのは嬉しい誤算でしょうね。それと平井の81試合登板はちょっと想像を絶しますよね。
野村 はい。
金村 そして監督もインタビューで言ってましたけど、一番苦しい8月の時期に栗山といい、中村といい、ベテランがいい働きをしますしね。そしてピッチャーではおかわり君みたいな体型をした平良くんがね。
野村 彼がパッと出てきたのも大きかったですよね。
金村 大きかったですよ。
野村 そしてキャッチャーの森も首位打者を狙える位置にもいますし、そういった意味では若い選手も育ってきてますよね。
金村 森はMVP候補筆頭でしょうね。首位打者もあるし、あの投手陣を受けてたんですから。
江本 あと忘れちゃいかんのは秋山ですよ。
野村 はい。
江本 ここ数年フルイニング出てるんでょ。やっぱりそういう選手が軸にいるから打線もノビノビ活発になったんじゃないですか。
野村 あと辻監督も言ってましたけど、怪我人もなかったっていうのが大きいですよね。
江本 監督もドッシリしてたからね。
野村 そうですね。慌てる感じもなくね。
以上です。