2020年8月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で2勝目をあげた横浜DeNAベイスターズのピープルズについて、そして特大のホームランを放った4番の佐野恵太について元横浜の野村弘樹、元阪神ダイエーの池田親興、元中日の立浪和義がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
ピープルズについて
アナ 今日のDeNAは投打がガッチリ噛み合いヤクルトに快勝です。野村さんはどう見ましたか?
野村 何と言ってもピープルズですよね。
今季2勝1敗 防御率4.44(8/28の試合終了時点)
野村 今永と平良がいない中で目途が立ったのは大きいと思います。池田さん、今永と平良がいない状況です。確かにローテーションが苦しい中でこのピープルズが出てきたのも大きいですよね。
池田 出てきてくれないと野球ならないというか、代わるところに誰かが出てきてくれないとチームとして成り立ちませんよね。
野村 はい。
池田 本当に大きい存在になりますよね。
野村 誰かが出てきて穴を埋めてくれるわけで、今は2位につけているんで、踏ん張りどころですもんね。
池田 苦しいですけど、今は耐える時ですね。
佐野について
2打席目 センターフライ
3打席目 四球
4打席目 センターホームラン(打点3)
打率.335 本塁打10 打点39(8/28の試合終了時点)
首位打者!
野村 そして4番の佐野選手が初の2桁ホームランとなる10号3ランを打ちました。立浪さん、打率もそうですし、今年キャプテンで4番の重責なんですけど。
立浪 いいところで打ちますよね。ひとつの要因は、昨年代打で成績をあげたんですけど、打席の中での経験がスゴく生きているんじゃないですかね。
野村 なるほどね。
立浪 最初は正直4番が務まるのかなと思っていたんですけど、技術的にも体の近くからバットを振り下ろすと言いますかね、結構インサイドも素直にバットが出てきますし、スゴいなと思います。打率もやっぱり高いですよね。
野村 開幕前は4番を任せても大丈夫なのかな、という印象から入っていたんですけどね。
立浪 だからロペスとソトが3番と5番で挟めばいいのかなと思っていたんですけど、その2人に頼らなくても完全に一人立ちしましたよね。
野村 4番としての立場を完全に確立しましたよね。
立浪 そうですね。素晴らしいですね。
アナ その佐野選手ですが「4番のプレッシャーに絶対に負けないように、4番だから打てないとか思われたくない」とコメントしています。
野村 うーん。まだまだこれからやってくれるでしょうね。
以上です。