2020年10月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で同点、9回裏2アウトからフライを落球し、サヨナラ負けとなった千葉ロッテマリーンズについて元巨人の松本匡史、元日ハム阪神の片岡篤史、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
ロッテのピッチャーは守護神の益田。西武のバッター山野辺が打ったセカンド後方(ライト前方)のフライをセカンドの西巻が深追いしてしまいライトのマーティンと交錯し落球。2塁ランナーはスタートを切っていたので、そのままホームインでロッテはサヨナラ負けとなった。
アナ 西武先発の高橋光成投手の好投も光ったこの試合でした。片岡さん、この試合で気になったところはどこになるでしょうか?
片岡 最後のロッテのサヨナラエラーですよね。
大久保 うーん。
片岡 ロッテの場合はコロナで選手が大幅に入れ替わったんですけど、最近はまたレギュラー陣が帰ってきたんですけどね。
アナ そうですね。
片岡 この落球のシーンも9回裏からセカンドに西巻選手が入ってたんですよね。こういうフライはある程度は外野手が捕るという鉄則があるんですよね。
アナ はい。
片岡 そこまで高いフライでもなかったので、セカンド西巻選手も手を上げていて、ライトのマーティン選手にもう少し余裕があれば、こういうミスも起こらなかったのかなと思いますけど。まあ、ロッテにとっては非常に痛いサヨナラエラーになりましたね。
アナ そうですねぇ。松本さんはこのプレーをどう見ますか?
松本 やっぱりセカンドの西巻は追い付くというのも分かるんですけど、ちょっと手を上げるのが早かったですかね。
大久保 そうなんですよね。
松本 本来は外野の声が聞こえたら外野に任せるという感じがベストなんですけどね。
アナ サヨナラ直後のロッテの選手たちが肩を落とす様子が心配なんですけども。
大久保 2回裏にスタメン復帰したショート藤岡のエラーにしても、結局ミスが多いとピッチャーも球数が多くなる。それで球数が多くなるということはバッターもその球を多く見れるということになるから、こういう展開になりやすいという兆候が最初からあったということですよね。
アナ 優勝争いの中でプレッシャーもあると思うんですが。
大久保 本当に首の皮一枚っていう状態で気持ちも繋げているから、やっぱり起こり得ないことが起こるんですよね。
以上です。