2021年5月30日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦でマルチヒットなど決勝打を放ち絶好調の東北楽天ゴールデンイーグルスの岡島豪郎について元中日の谷沢健一、元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていた田尾安志がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
2打席目 デッドボール
3打席目 レフトライナー
4打席目 ライト3塁打(打点2)
シーズン打率.355(5/30の試合終了時点)
DeNA3連戦で11打数8安打の大暴れ!
アナ 決勝打の岡島選手、DeNAとの3連戦で大当たりでしたね。
岩本 そうですね。11打数8安打で大当たりでした。谷沢さん、好調の要因を打撃フオームを見ながら解説していただきたいんですが。
谷沢 はい。3打席目のレフトライナーもそうでしたし、4打席目のライト線の3塁打でもそうなんですけど、岡島の良さはここなんですよ。
谷沢 上手く上半身と下半身が引き合ってるところなんですね。
岩本 はい。
谷沢 ここですよね。
谷沢 ここで上半身と下半身が見事に割れてるというか引き合ってる。
岩本 なるほど。
谷沢 それがミート力を高めるんですよね。ここが非常に優れてますね。
岩本 そうですね。踏み込んでいるんですけど、軸にトップが残っていると。
谷沢 そうそう。
岩本 そこから捻転を使ってバットを上手く走らせると。映像でもスゴく分かりやすいですよね。
谷沢 そうですよね。
岩本 田尾さん、同じ左バッターとしてどう思われますか?
田尾 谷沢さんの言葉が全てじゃないですか。あとはグリップの位置が体から離れ出すバッターは僕はあんまり好きじゃないんですよ。
岩本 はい。
田尾 その辺りではキッチリと近いところからスタートするし、こういうバッターっていうのは「きた!」と思った球を芯で捉える率が高いですよね。
岩本 うんうん。
田尾 だから右の肘が曲がった状態をしっかり作ってるんですよね。やっぱり肘が伸びているバッターは確率が落ちますよ。
岩本 確率か落ちる。スラッガーなんかだと伸ばしたりする人もいますけど。
田尾 伸ばしたらいいと思ってる人も多いんですけど、なかなか打率は上がってこないんですよね。
岩本 岡島のような柔らかいバットコントロールをする選手にはいいんですかね、谷沢さん。
谷沢 うん。ロッテの安田選手なんかは体からバットが離れるの。
岩本 ほぉー。
谷沢 だから田尾さんの言う通り。あと岡島はステップする足をあんまり上げないんですよ。それで根尾選手なんかは上げ過ぎなんだよね。
岩本 確かに上げてますよね。
以上です。