2021年7月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で先発し、自己ワーストの10失点の福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大について元横浜の斎藤明雄、楽天で監督をしていたデーブ大久保、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。

 

この日の千賀の投球内容
2回2/3 77球 被安打9 奪三振0 四球3 失点10
今季1勝1敗 防御率10.80(7/6の試合終了時点)
自己ワーストの10失点・・・

 

アナ ソフトバンクがロッテに大敗でした。明雄さん、この試合で気になったポイントをお願いします。

 

斎藤 やはり千賀投手ですね。2回2/3で10失点ですからね。

 

大久保 はい。

 

斎藤 フォアボールも絡んでのものですし、ちょっと心配かなと。1回の先頭打者の初球にいきなり158キロとバーンっときたんで今日は調子いいんだろうなと見ていたんですけどね。ボール自体にはスピードはあったと思うんですけど、本来のキャッチャーミットに突き刺さるようなストレートのコントロールはなかったように思いますね。

 

大久保 うんうん。

 

斎藤 それと空振りが取れてないんですよ。77球投げてフォークやスライダーではあるんですけど、真っ直ぐはマーティンの3球目だけなんですよ。

 

大久保 あぁ。

 

斎藤 だからバッターはスピードガンよりもそんなに速く感じてないのかなと。バッターの手元でキレがなかった。まだ足首の故障の影響があるのかなと思いますね。

 

大久保 なるほど。野村さん、見た目的には勢いはありそうなんですけど。

 

野村 そうですね。スピードも出てるし、スライダーやフォークも悪くないと思うんですよ。ただ打たれてるところは甘いんですよ。

 

大久保 そうですね。

 

野村 甘いボールはあると思うですけど、甘くても前に飛ばないのが本来の千賀なんですけど、今日は悉く前に打ち返されてヒットになってますから。

 

大久保 強い打球を打ち返されてますね。

 

野村 ここは心配ですね。単純に精度が上がれば抑えられるのか、というところもあるでしょうし。だから次の登板を見てみないと何とも言えないですね。

 

大久保 そうですね。これ10点取られたけど、結局77球も投げさせて、1軍のマウンドに慣れさせたのかなと。だから10失点は首脳陣的には関係ないと思うです。

 

野村 うんうん。

 

大久保 だから球数を投げさせて次の登板への慣らしにしたのかなと。だから今日の登板は関係なく次の登板に期待ですね。

 

 

以上です。

10失点するまで投げさせたのは1軍マウンドへの慣らしの意味もあったんでしょうか。
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