2023年5月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で9回表のヤクルトの攻撃で犠牲フライとなるファウルフライを捕ってしまった読売ジャイアンツの秋広優人の守備について元広島の笘篠賢治、中日で監督をしていた谷繫元信、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
アナ 巨人はヤクルトに敗戦しました。谷繁さん、気になる場面があったんですよね。
谷繁 はい。9回表、巨人が1点負けてる場面でレフトへのファウルフライを秋広が捕って、タッチアップ3塁ランナーが生還して2点リードになってしまったんですよね。
谷繁 大矢さん、僕はこれを捕るべきじゃないと思ったんですよ。
大矢 うんうん。恐らく、あの位置だと捕ってもホームには間に合わないんでね。
谷繁 はい。
大矢 あとはベンチの指示がどうだったのか、というのがありますね。
谷繁 そうですよね。捕るということは、ベンチからの指示は捕ってもいいという事じゃないですか。
大矢 だと思いますよね。捕ってほしくない場合は他の野手も「捕るな!」って声を掛ける事になりますからね。
谷繁 はい。だから2点差よりも1点差の方が裏の攻撃にとってもいいわけですから。あそこはどうだったのかなと思いますよね。
アナ 笘篠さんはどう見てますか?
笘篠 9回でもう1点取られてしまうのは痛いですからね。谷繁さんのおっしゃる通りだと思いますね。秋広選手もベンチからの指示が「捕るな」だったら捕らないですから。
谷繁 そうですよね。
笘篠 だから捕ったということは「捕ってもいい」ということになりますんで、秋広選手にとっては仕方ないですよね。
以上です。
ベンチの指示がなかったようです。