2018年5月27日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.巨人戦で2試合連続の猛打賞で打率1割台から2割台に上げてきた阪神タイガースの大山悠輔の打撃について楽天で監督をしていた田尾安志がフリーアナウンサーの松岡俊道と共に解説をしています。
【この日の大山の打撃成績】
1打席目 ライト前ヒット
2打席目 センター2塁打
3打席目 ショートライナー
4打席目 センター前ヒット
アナ 今日のタイガースは投打に渡って若手が頑張って5連勝となりました。
田尾 才木は素晴らしかったですね。
アナ ちゃんと前回の学習能力があってキャッチャーの長坂も含めてということで。
田尾 前回は初先発だった緊張があったんだと今日のピッチングを見て感じましたね。
アナ そうですか。あとは打つ方も先制、中押し、それからダメ押しでしたね。
田尾 そうですね。糸井の犠牲フライが非常に効いていましたし、あとはその中で大山が今日もまた3本ヒットが出たということでね。前半の1割台の打率で苦しんでいたことを考えるとちょっと変わってきましたよね。
アナ 田尾さんはタイガース戦をよく見ていますが、前回の倉敷のヤクルト戦あたりから良くなったと。
田尾 そうなんですよ。フリーバッティングから良くなってきていましたね。
アナ はい。
田尾 どちらかと言うと、悪い時は右の腕で無理矢理ボールを押し込もうとする意識が出ていたんですけど、今は回転の中に腕があるというかね。
アナ うーん。
田尾 だから、いいバランスになってきたなと。1ヵ月前とかだと上半身であおるように打つんですよね。それが今はスッと振れるようになってきた。
アナ そうですか。これでタイガースはいい形で交流戦に入ります。
以上です。
ようやく大山はどん底だから脱出するのが見えてきました。ちょっと前まで1割台でしたからね。それを乗り越えてきたんで元気のなかった阪神打線も多少は良くなってくるかもしれません。